...翁草(おきなぐさ)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...翁草(おきなぐさ)等の記すところは少しく趣を異にしていて...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...「翁草(おきなぐさ)」の著者はこれを批難して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...すなわち翁草というかというと...
牧野富太郎 「植物知識」
...牧野「これが翁草(オキナグサ)」患者C「どうして翁草と云いますか」先生耳が遠くて聞えないのでお嬢さんが通訳にあたられる...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...大きな声で「お父様この草はどうして翁草というのですかって」...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...翁草の『今回禁廷から谷風...
三木貞一 「初代谷風梶之助」
...鴎外は「翁草」によっているこの短い作の中に「二つの大きい問題が含まれていると思った」ことを述べている...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...万治元戊戌年(つちのえいぬのとし)十二月二日興津弥五右衛門華押(かおう)皆々様この擬書(ぎしょ)は翁草(おきなぐさ)に拠って作ったのであるが...
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」
...それに翁草の花を挿す...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...)翁草を買って来たね...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...『翁草』にも、教えのない民だから、悪意がないのに人殺しになったというような、批評のことばがあったように記憶する...
森鴎外 「高瀬舟縁起」
...此話は翁草(おきなぐさ)に出てゐる...
森鴎外 「高瀬舟縁起」
...翁草にも、教のない民だから、惡意がないのに人殺しになつたと云ふやうな、批評の詞があつたやうに記憶する...
森鴎外 「高瀬舟縁起」
...翁草をカブロという処が...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...これがまた翁草の名として用いられているという...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...アネモネに似た花に翁草がある...
横瀬夜雨 「春」
...翁草と呼ばれて初夏の野原を飾つてゐる...
吉江喬松 「山岳美觀」
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