...彼は羽振りがいい生活を送っている...
...彼女は彼の羽振りの良さに惹かれた...
...その会社の羽振りがいいところは、福利厚生が充実していることだ...
...彼の成功は彼の羽振りの良さによるものだ...
...羽振りの良い生活を送るためには、一生懸命働かなければならない...
...大分羽振りがよくなつてゐる受負師(うけおひし)川崎藤五郎といふのがやつて來て...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...その頃羽振(はぶり)をきかせてゐた堺衆の一人が催しの茶会に招かれて往つたことがあつた...
薄田泣菫 「茶話」
...いまこそ少しは羽振(はぶ)りがいいようだけど...
太宰治 「正義と微笑」
...よしや自分がどんなに羽振りの好い時でも...
谷崎潤一郎 「幇間」
...出入りする王党の客間(サロン)における彼の羽振りは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...右大将は羽振りのよい重臣ではあるが今日の武官姿の纓(えい)を巻いて胡(やなぐい)を負った形などはきわめて優美に見えた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...現在勅選議員で羽振の利く森本庄右衛門(もりもとしょうえもん)の次男から結婚の申込を受けた...
山下利三郎 「誘拐者」
...あの医学士の羽振菊蔵(はぶりきくぞう)を見よ...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...そ……そいつはドウモ……」「出来んと云うのか」吾輩の見幕を見た羽振医学士がブルブル震え出した...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...羽振先生だってそうだろう」羽振先生...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...羽振医学士の方は...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...そこへ取りあえず羽振医学士にぶつかって...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...一代で十五万石まで築きあげた羽振りは当時すばらしいものだッた...
吉川英治 「江戸三国志」
...今はまったく曹操の羽振りに慴伏(しょうふく)して...
吉川英治 「三国志」
...営中の羽振りも思いやられまする...
吉川英治 「私本太平記」
...大塔幕下(ばっか)第一の羽振り者だが...
吉川英治 「私本太平記」
...羽振りのよい今川義元のほうへ密(ひそ)かに媚態(びたい)を送って...
吉川英治 「新書太閤記」
...有るか無しじゃ」「きょうこの頃の羽振を見れば...
吉川英治 「新書太閤記」
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