...俳人はかならずみるべき書なり)『義仲寺にうつして葬礼義信を尽(つく)し京大坂大津膳所(ぜゞ)の連衆(れんじゆう)被官(ひくわん)従者(ずさ)までも此翁の情(なさけ)を慕(した)へるにこそ招(まねか)ざるに馳来(はせきた)る者三百余人なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...芭蕉五十二にして粟津の義仲寺に葬(はうむ)る時招(まねか)ざるに来る者三百余人...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...無名庵に冬籠(ふゆごもり)せし心はも湖の寒さを知りぬ翁の忌十一月二十一日 大津義仲寺(ぎちゅうじ)無名庵に於ける芭蕉忌法要...
高浜虚子 「六百句」
...義仲寺三井寺で弁慶の力餅を食って...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...相乗車で義仲寺(ぎちゅうじ)に立寄って宿に帰った...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...「何だ」「義仲寺どす」余は呆気(あっけ)にとられた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
......
正岡子規 「病牀六尺」
...年々の命日には近江の義仲寺(ぎちゅうじ)にお詣りした...
吉川英治 「随筆 新平家」
...粟津の義仲寺は、すぐその隣に、俳人芭蕉が幻住庵を結んだことやら、また、木曾殿と背なか合せの寒さかなという句などで有名である...
吉川英治 「随筆 新平家」
...義仲寺とよばれたのはもっと後世にちがいない...
吉川英治 「随筆 新平家」
...鎌倉期にはまだ義仲寺はなかったとしても...
吉川英治 「随筆 新平家」
...伏見より義仲寺に移して...
吉川英治 「随筆 新平家」
...どんな句」「義仲寺にて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...健吉さんは窓外を指して「あれですよ、義仲寺は」と、しきりに示す...
吉川英治 「随筆 新平家」
...その義仲寺のスケッチではいろいろと車中話題がわいていたからである...
吉川英治 「随筆 新平家」
...健吉さんはわざわざ大津市膳所(ぜぜ)町の義仲寺までスケッチに出かけ...
吉川英治 「随筆 新平家」
...初蝉やあつたばかりの火事の跡義仲寺の“筆間茶話”では...
吉川英治 「随筆 新平家」
...義仲寺(ぎちゅうじ)の鐘であろう...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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