...」旦那(だんな)は徐羣夫(じよぐんふ)と云(い)ふ田舍大盡(ゐなかだいじん)...
泉鏡太郎 「畫の裡」
...所以戒後王制蠻夷式羣侯...
内藤湖南 「尚書稽疑」
...狂言作者古河黙阿弥(ふるかわもくあみ)のかつてその戯曲『鵜飼の篝火(かがりび)』をつくるや狼の羣(むれ)をして山中の辻堂に潜(ひそ)める淫婦の肉を喰つて死に致さしむ...
永井荷風 「桑中喜語」
...二十四歳海外に渡航するや五大洲各国の娘子軍(じょうしぐん)と※(げき)を交(まじ)へ皆抜羣(ばつくん)の功あり...
永井荷風 「桑中喜語」
...四十雀羣をなして庭樹に鳴く...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...采女橋を渡るに白鴎羣をなして溝渠に浮び餌をあされり...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...二月三月の頃には白鴎屡羣をなし人家の屋根をかすめて飛ぶを見たり...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...近鄰の児童羣れ集りて...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...紅緑ノ二羣楼上ニ在ルノ日ハ紫隊ノ一羣ハ階下ニ留マルト云フガ如シ...
永井荷風 「申訳」
......
永井荷風 「矢はずぐさ」
...羣小これを開發し...
長岡半太郎 「ノーベル小傳とノーベル賞」
...天下の羣小(ぐんしょう)を麾(さしまね)いで...
夏目漱石 「草枕」
...独(けいどく)にして不羣(ふぐん)なりと楚辞(そじ)にあるが寒月君は全く明治の屈原(くつげん)だよ」「屈原はいやですよ」「それじゃ今世紀のウェルテルさ...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...これはみんな上等の羣青や朱だ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...『広羣芳譜』の茱萸の条下に山茱萸として「朱実山下開...
牧野富太郎 「植物記」
...『広羣芳譜』に『風土記』を引て記する所に拠れば俗九月九日ヲ尚ンデ之レヲ上九ト謂フ...
牧野富太郎 「植物記」
...また同じく『広羣芳譜』に『続斉諧記』を引て記してあるのは汝南ノ桓景ハ費長房ニ随テ学ベリ...
牧野富太郎 「植物記」
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