例文・使い方一覧でみる「羞」の意味


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...女房も入れて)に対して感じる恥だつた...   女房も入れて)に対して感じる羞恥だつたの読み方
芥川龍之介 「世之助の話」

...心(うらはづ)かしさと落胆(がつかり)した心地でお八重の顔を見ると...   心羞かしさと落胆した心地でお八重の顔を見るとの読み方
石川啄木 「天鵞絨」

...私は何とも言へぬかしさに急に動悸(どうき)がして來て...   私は何とも言へぬ羞かしさに急に動悸がして來ての読み方
石川啄木 「二筋の血」

...他(はた)で聞いてさへ氣かしくなる自惚れを語つたつて何うなる? 社の校正に此の頃妙な男が入つて來たらう? 此の間僕は電車で一緒になつたから...   他で聞いてさへ氣羞かしくなる自惚れを語つたつて何うなる? 社の校正に此の頃妙な男が入つて來たらう? 此の間僕は電車で一緒になつたからの読み方
石川啄木 「我等の一團と彼」

...貸借(たいしやく)に関係した恥(しうち)の血潮(ちしほ)とのみ解釈(かいしやく)した...   貸借に関係した羞恥の血潮とのみ解釈したの読み方
夏目漱石 「それから」

...かみながら嬉しさうに囁いて居た...   羞かみながら嬉しさうに囁いて居たの読み方
萩原朔太郎 「宿命」

...しかも彼は性來のかしがりと内氣さからさうした「自然の本位」を人に隱し容易に見せまいと努力してゐる...   しかも彼は性來の羞かしがりと内氣さからさうした「自然の本位」を人に隱し容易に見せまいと努力してゐるの読み方
萩原朔太郎 「室生犀星に就いて」

...何時の間にか先方が知つてゐたのがしいのでは無い...   何時の間にか先方が知つてゐたのが羞しいのでは無いの読み方
水上滝太郎 「大阪の宿」

...誰に」大原「ウフフ」と(はず)かしそうに黙っている...   誰に」大原「ウフフ」と羞かしそうに黙っているの読み方
村井弦斎 「食道楽」

...他人がどんな想像をしているだろうと思うことに恥(しゅうち)は覚えるのであるが...   他人がどんな想像をしているだろうと思うことに羞恥は覚えるのであるがの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...かしいくらいなんですけれど...   羞かしいくらいなんですけれどの読み方
室生犀星 「蜜のあわれ」

...この営みをカーテンの外に引き出すのはむしろその価を低くすることであった(恥はいわば重みをつけるものであり...   この営みをカーテンの外に引き出すのはむしろその価を低くすることであった(羞恥はいわば重みをつけるものでありの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...明るい陽射しの中に福寿草が含(はにか)むようなすがたで咲いていた...   明るい陽射しの中に福寿草が含羞むようなすがたで咲いていたの読み方
矢田津世子 「茶粥の記」

...まるでお世辞でも云われたように(はにか)んだ...   まるでお世辞でも云われたように羞んだの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...いささかの(は)ずかしさのために顔を染めてはいたものの...   いささかの羞ずかしさのために顔を染めてはいたもののの読み方
横光利一 「花園の思想」

...その胸のどきどきとするあのらいだけは...   その胸のどきどきとするあの羞らいだけはの読み方
横光利一 「旅愁」

...突然に身丈の伸びた感じで気しく盃を出すのだった...   突然に身丈の伸びた感じで気羞しく盃を出すのだったの読み方
横光利一 「旅愁」

...日本娼婦は流石(さすが)に同国人に対して恥(しうち)を感じるらしく何(いづ)れも伏目になつて居るのが物憐れで...   日本娼婦は流石に同国人に対して羞恥を感じるらしく何れも伏目になつて居るのが物憐れでの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

「羞」の読みかた

「羞」の書き方・書き順

いろんなフォントで「羞」

「羞」の英語の意味

「羞なんとか」といえば?   「なんとか羞」の一覧  


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