...彼はとても美青年だ...
...美青年たちが通りを歩いている...
...彼が美青年であることは誰もが認める...
...美青年のような顔立ちだ...
...美青年が映画の主役を務めた...
...木田は若々しい美青年に戻ることが出来たそうである...
海野十三 「断層顔」
...かつてあの美青年の羽柴壮一君になりすました賊が...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...……三谷房夫(みたにふさお)は(それが美青年の名だ)とうとう右側のグラスを掴(つか)んだ...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...最も高貴(ノーブル)な感じの美青年であり...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...誰にも知られぬ戸籍のない一美青年として...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...ヴァイオリンを弾く妖精・モリエレルの下男・キャロウの乞食・女装に厚化粧した変態の美青年・椅子直しの角(つの)らっぱ・鳥の餌(えさ)売りの十八世紀の叫び・こうる天ずぼんの夜業工夫・腹巻(ベルト)に剃刀を忍ばせている不良少年(アパッシェ)・安物の絹のまとまったコティ製の女――これらがみんな露路と入口と鋪道をふさいで...
谷譲次 「踊る地平線」
...この美青年を弄(もてあそ)んでやろうという可笑しい考えも...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...軽傷の美青年がいた...
中島敦 「光と風と夢」
...わしもまだ血気の美青年(よかにせ)で...
中村地平 「南方郵信」
...僅かの交際によってこの美青年を愛するようになったのである...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...要之助は水準を正に抜けでた美青年である...
浜尾四郎 「夢の殺人」
...あのひとなんだわ」近くの結核療養所にいるすごい美青年が...
久生十蘭 「あなたも私も」
...浮舟に思いを寄せて何かと世話をしたがる美青年の薫を一瞥して以来...
正宗白鳥 「軽井沢にて」
...一人の美青年を人は想像するかもしれない――事實...
三好十郎 「肌の匂い」
...氏は全く水道の水で磨き上げた眉目清秀の美青年で...
山本笑月 「明治世相百話」
...あの解放治療場の一角に突立っている美青年の...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...君とソックリの美青年に関係した事でない事が...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...金釦(きんボタン)の学生服のままで勤務している純情の弟……恋愛小説の挿画みたような美青年(シイクボーイ)の癖に...
夢野久作 「冥土行進曲」
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