...これ等はすべて食えば美味いのだが...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...其れは想像も出来ないほど美味いのでした...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...こんな美味いものは初めてだった...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...美味い果物にありつけるし...
薄田泣菫 「茶話」
...雑炊が美味いからといつて...
薄田泣菫 「茶話」
...味噌汁の実にするとなかなか美味いものである...
中谷宇吉郎 「雑魚図譜」
...美味い瑞西の牛乳をのんで...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...ケーキも総て本格的で、美味いし、値段も程々だった...
古川緑波 「甘話休題」
...そして、その美味いこと、安いことは、実に何とも言いようのないものであった...
古川緑波 「神戸」
...美味いも美味かったが蠅がひどくて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...犢(こうし)の頭を一つ買いますと切り別けて脳味噌と舌と顔の厚皮の美味い肉が取れますから大層徳用です...
村井弦斎 「食道楽」
...僕は今まで折々豚を食べたけれどもあんまり美味いと思った事がない...
村井弦斎 「食道楽」
...牛肉の上等よりもなお美味い」大原「マサカ」主人「イイエ実際だよ」と熱心に弁論を始めんとする時妹のお登和小声に「兄さん御酒(ごしゅ)をつけますか」兄「そうさ少しつけておくれ」と御馳走には必ず酒の伴うあり...
村井弦斎 「食道楽」
...牛肉だといわれて馬肉を出されてもやっぱり美味(うま)い美味いと召上るようなお方が大食や暴食をなさるのです...
村井弦斎 「食道楽」
...牡蠣は実に滋養になって美味いがしかし時によると中毒する事があるというね」主人「五月の牡蠣は産卵期だから卵巣(らんそう)へ毒質を持(もっ)ていて食べると中毒する...
村井弦斎 「食道楽」
...美味いわよ、とっても」「それで……もう帰ったのか」「お客様? え、帰ったわ...
山中貞雄 「森の石松」
...今日のは馬鹿に美味いや...
横光利一 「旅愁」
...「美味いものを見つけて美味いと云うんだからね...
横光利一 「旅愁」
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