...『置去りにしますよ...
石川啄木 「道」
...あわてて彼らを置去りにしたまま逃走せるものの如し”この報告が間違っていることは...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...彼は水戸をどうしてあそこへ置去りにしたのか...
海野十三 「地球発狂事件」
...置去りにして逃げるのだ...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...已むなくあそこへ置去りにしたんでしょう」と言った時...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「青い風呂敷包み」
...」と島に置去りにされた男は...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...グレーと置去り人とをつれて出発し...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...前節の「置去り人」については...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...置去りにされてしまったのだ...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...九になる子息(むすこ)と年上の醜い内儀さんとを置去りにして...
徳田秋声 「足迹」
...わたしのお客は人を置去りにして向(むこう)の方へ歩いて行くんじゃないの...
永井荷風 「ひかげの花」
...そうして兵馬は二人を置去りにして...
中里介山 「大菩薩峠」
...置去りになすったり...
中里介山 「大菩薩峠」
...置去りにしたわれわれに一切の尻拭いをさせ...
中里介山 「大菩薩峠」
...このまま店へ置去りにしてここを出ました...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう一歩も歩けないから置去りにしてくれといふ...
原民喜 「夏の花」
...柏に置去りを喰った私は勘定を支払って食堂を出た...
松本泰 「日蔭の街」
...行軍のものすべてを置去りにして...
吉川英治 「新書太閤記」
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