...僕は自分の下駄(げた)を履(は)く為に下駄の置き場所へ行つたのである...
芥川龍之介 「拊掌談」
...氷置き場にどんどん引きずっていかれ...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...置き場所に困る帽子です...
谷譲次 「踊る地平線」
...絹高帽(シルク・ハット)の置き場処は...
谷譲次 「踊る地平線」
...笹村は机の置き場などを幾度も替えて見たり...
徳田秋声 「黴」
...トランスノナン街の建築材置き場は...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...あのためには片すみにちゃんと置き場所をこしらえさしてあります...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...玄関横のコークス置き場に並べられた...
永井隆 「長崎の鐘」
...そのまま階段を下ってコークス置き場へ運んだ...
永井隆 「長崎の鐘」
...その魂(たましい)の置き場を失うた...
中里介山 「大菩薩峠」
...馬がゐないので厩の屋根裏へ板をならべた藁置き場であつた...
野口雨情 「札幌時代の石川啄木」
...何の生甲斐(いきがい)もない自分の身の置き場が...
林芙美子 「新版 放浪記」
...金の置き場所だった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「ギルレイ」
...身の振り方を考える遑(いとま)もないうちに身の置き場をうしなっていた...
本庄陸男 「石狩川」
...持ち歩む事ならず乾いた置き場所もない故...
南方熊楠 「十二支考」
...自分で置き場所を探して...
宮城道雄 「春雨」
...同じように民器と然らざるものとは心の置き場が異るのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...石置き場は広いし水のそばだから...
山本周五郎 「柳橋物語」
便利!手書き漢字入力検索