例文・使い方一覧でみる「置き土産」の意味
スポンサーリンク...つらい別離の御挨拶（ごあいさつ）を申し上げる前に、一つ、忠誠の置き土産、御高恩の万分の一をお報いしたくて、けさほどから、わかい人たちに対して、最善と思われる手段を講じて置きました... 
太宰治 「新ハムレット」
...おれの置き土産（みやげ）だ...
山本周五郎 「追いついた夢」
...「用事と申すのはそれだけか」「はい」「出陣のかどでに娘へのよき置き土産ができた...
山本周五郎 「城を守る者」
...流人村の住民は古い藩法の置き土産だ...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...「置き土産におれがどれだけ遣うかみせてやる」「待て平手...
山本周五郎 「花も刀も」
...ずいぶん面白い見物だぞ……事に依ると吾輩の遺言書は恐らく空前絶後のタチのわるい置き土産になるかも知れないぞ……...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...置き土産にそれがしが訓戒を加えてやろう」関羽のことばに...
吉川英治 「三国志」
...徐庶がお別れの置き土産です」云い終ると...
吉川英治 「三国志」
...「伯耆は、よい置き土産を、家康に与えて去った...
吉川英治 「新書太閤記」
...この伜への置き土産（みやげ）に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...こんな置き土産まで残して行った...
吉川英治 「忘れ残りの記」
便利！手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう？？