例文・使い方一覧でみる「纒」の意味


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...自分は多少つた告白を書く度毎に...   自分は多少纒つた告白を書く度毎にの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...梅の枝葉に關して起した感想を「庭木の刈り込み」と云ふ散文詩に引きめてゐるところへ...   梅の枝葉に關して起した感想を「庭木の刈り込み」と云ふ散文詩に引き纒めてゐるところへの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...私は今考えている数十点の絵は全部めねばならぬからである...   私は今考えている数十点の絵は全部纒めねばならぬからであるの読み方
上村松園 「健康と仕事」

...俺の考をちゃんとめて書いてみよう...   俺の考をちゃんと纒めて書いてみようの読み方
相馬泰三 「田舎医師の子」

...どう云う目鼻立ちであったか(まと)まった印象は残らないながら...   どう云う目鼻立ちであったか纒まった印象は残らないながらの読み方
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」

...荷物を(まと)め...   荷物を纒めの読み方
田山花袋 「蒲団」

...讀書と思索とに沈潜しつゝまとまるだけ多くをめてかいてゐるが其の間にただ四時から落日頃までを僕の散策の時間にとつておいて此の僅かのひまを自然の懷に抱かれようとしてゐる...   讀書と思索とに沈潜しつゝまとまるだけ多くを纒めてかいてゐるが其の間にただ四時から落日頃までを僕の散策の時間にとつておいて此の僅かのひまを自然の懷に抱かれようとしてゐるの読み方
土田杏村 「風は草木にささやいた」

...ついで軍裝身にふ...   ついで軍裝身に纒ふの読み方
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」

...そしてまた革の印絆(しるしばんてん)を着て少し傍に離れて立っている棟梁(とうりょう)の鹿爪らしい顔を見た...   そしてまた革の印絆纒を着て少し傍に離れて立っている棟梁の鹿爪らしい顔を見たの読み方
豊島与志雄 「少年の死」

...作者は自由に頭の中でめ上げることが出来る...   作者は自由に頭の中で纒め上げることが出来るの読み方
豊島与志雄 「舞台のイメージ」

...新堀(しんぼり)の鳶頭(かしら)ぢやないか」革袢(かはばんてん)を着た...   新堀の鳶頭ぢやないか」革袢纒を着たの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...それに折角(まとま)りかけた縁談も...   それに折角纒りかけた縁談もの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...口もとの尖ったのが赤裸に菰をっているのは...   口もとの尖ったのが赤裸に菰を纒っているのはの読み方
久生十蘭 「ボニン島物語」

...その集中のためには小怨私憤を去って大きくまらなくてはならぬと思います...   その集中のためには小怨私憤を去って大きく纒まらなくてはならぬと思いますの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...(まと)めておいて屑屋(くずや)へ払うんですが...   纒めておいて屑屋へ払うんですがの読み方
山本周五郎 「末っ子」

...まだ若い半(はんてん)着の男で...   まだ若い半纒着の男での読み方
山本周五郎 「七日七夜」

...それからあと一日中橇をとめて荷をめなおすことに時間をとられた...   それからあと一日中橇をとめて荷を纒めなおすことに時間をとられたの読み方
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」

...光秀は白地銀襴(ぎんらん)の陣羽織に黒革(くろかわ)の具足を(まと)っていた...   光秀は白地銀襴の陣羽織に黒革の具足を纒っていたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「纒」の読みかた

「纒」の書き方・書き順

いろんなフォントで「纒」

「纒」の英語の意味


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