...其後の押出しにより遂に對岸早崎に連續し海峽は全く閉塞するに至れり...
石川成章 「櫻島噴火の概況」
...たゞそれが長く續いてゐるといふに過ぎない...
石川啄木 「郁雨に與ふ」
...國民(こくみん)の消費節約(せうひせつやく)の程度(ていど)も之(これ)を持續(ぢぞく)して行(ゆ)くより外(ほか)に途(みち)はないのである...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...伯と社會各階級との交渉は間斷なく繼續せられたり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...ちつと續(つゞ)けさせてえもんだが」側(そば)から又(また)一人(ひとり)の怪我人(けがにん)が口(くち)を添(そ)へた...
長塚節 「土」
...豪(えら)い‥‥」かう云(い)ひ續(つづ)けて...
南部修太郎 「一兵卒と銃」
...澤は最早や神經質的な瀑の連續を示さないで...
沼井鐵太郎 「黒岩山を探る」
...それから引續いて起つた不祥事は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...でも半日歩き續けて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...後ろから飛かゝつたやつでもない――」孫三郎は陰慘(いんさん)な土藏のなかで續けるのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...その次に習字と算術が續けられた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...不意に續けざまにお饒舌をはじめた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...鳥は囀り續け、樹の葉は輕く搖れてゐた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...後にも私との手紙の往復は續いて...
牧野信一 「文學的自叙傳」
...最も美妙に動き續けて茫々たる空の倦怠を破つてゐた妻の形が...
横光利一 「蛾はどこにでもゐる」
...その苦痛な日が二日間續いて...
横光利一 「書翰」
...あれやこれやといろ/\押問答がやや久しく續けられてゐたが...
若山牧水 「一家」
...その前はあまり茂からぬ雜木林がだら/\と坂のままに續いてゐて...
若山牧水 「姉妹」
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