...ただその際(さい)何(なに)より好都合(こうつごう)であったのは...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...ことばをつごうとした時...
海野十三 「火星兵団」
...都合(つごう)のいいことには...
海野十三 「少年探偵長」
...見はりにつごうのよい...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...つごう四台のヘリコプターが...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...こんどつごうによってこの医院をおとじになって...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...遅い」「わたしも奥さんのつごうで...
田中貢太郎 「春心」
...鼾(いびき)ごえや寝言など外部の音響(おんきょう)をも遮断(しゃだん)するに都合(つごう)が好かったもちろん爪弾(つまび)きで撥(ばち)は使えなかった燈火のない真(ま)っ暗(くら)な所で手さぐりで弾くのである...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...騎馬門と徒歩門とはその鉄格子(てつごうし)が続いていて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...大きな四角の鉄格子(てつごうし)が方々に見えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...出口の鉄格子(てつごうし)の所までたどりつく前に...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...甲府の女どもにまで懐都合(ふところつごう)を見透(みす)かされるような強(こわ)もてで...
中里介山 「大菩薩峠」
...それで都合(つごう)二両取り...
中里介山 「大菩薩峠」
...はなはだ不都合(ふつごう)であります...
夏目漱石 「文芸の哲学的基礎」
...器物(きぶつ)としてはつごうが良(よ)いことをも知(し)つたので...
濱田青陵 「博物館」
...つごう三箇所の境がきまり...
柳田國男 「日本の伝説」
...――ああ黄蓋(こうがい)も人を知らずじゃ! こんな似非(えせ)英雄に渇仰(かつごう)して...
吉川英治 「三国志」
...民衆はもとより生活の豊かと安心を渇仰(かつごう)しているが...
吉川英治 「新書太閤記」
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