...彼女は繊弱で、些細なことでも泣いてしまう...
...繊弱な植物は、温度変化や乾燥に敏感だ...
...繊細すぎる彼には、繊弱な性格があるように思える...
...彼の繊弱な心を傷つけるようなことは避けたい...
...心身ともに繊弱な人ほど、ストレスに弱い傾向にある...
...他種に比較してよほど繊弱だから...
谷譲次 「踊る地平線」
...「母は生れつき繊弱なたちで過度の房事には堪えられないのに...
谷崎潤一郎 「鍵」
...あれでは神経質な繊弱な子供が出来てしまうから...
谷崎潤一郎 「細雪」
...病が重い上に天性あのような繊弱(かよわ)い身で……」「さだめて御病気中も...
中里介山 「大菩薩峠」
......
中原中也 「在りし日の歌」
...上は壮烈もしくは壮大より下は卑劣もしくは繊弱に至るまで入れます...
夏目漱石 「創作家の態度」
...また読者中繊弱(せんじゃく)なる女子に助言するなりまたはその他の親切をいえば...
新渡戸稲造 「自警録」
...繊弱(かよわ)そうな青年...
野村胡堂 「死の予告」
...娘の繊弱(デリケート)な神經を壓迫します...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...女らしく繊弱なものを跳(は)ね飛ばすところの...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...花弁の絹のやうなあんなに繊弱な織物の中へ切り込む秘伝を何時になれば発見することか...
牧野信一 「卓上演説」
...繊弱とか、華美とか、細密とか、かかる性質は用に堪えない故に、美にも遠い...
柳宗悦 「工藝の道」
...繊弱に流れてきます...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...美が繊弱になったり甘くなったりする時代には...
柳宗悦 「民藝四十年」
...背後には繊弱(かよわ)き女人と人馬を控へたり...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...繊弱(かよわ)な体でなんと云(い)ふ活撥(くわつぱつ)なことだ...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...繊弱(せんじゃく)ではない...
吉川英治 「源頼朝」
...繊弱(かよわ)い女の身として...
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」
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