...それのみなら未(ま)だしも、成績の調査、缺席の事由、食料携帶の状況、學用品供給の模樣など、名目は立派でも殆んど無意義な仕事が少なからずあるのである...
石川啄木 「雲は天才である」
...しかし私の第一學期の成績はクラスの三番であつた...
太宰治 「思ひ出」
...成績がよかつたのと彼の願ひによつて高等科に上ることになつた...
田畑修一郎 「医師高間房一氏」
...どこの家でも績殻(おがら)で杉の葉を編(あ)んで...
田山花袋 「田舎教師」
...まことにこの点に関するワルラスの業績は...
レオン・ワルラス Leon Walras 手塚壽郎訳 「純粋経済学要論」
...認識論的な業績を有っている数学者の一人だ...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...やっと四十になったかならずの年輩でありながら自分の銅像をその地方の公園に建て己(おの)れの功績を誇ろうとした事です...
永井荷風 「雨瀟瀟」
...何か月かで成績が出る...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...卒業の成績だのを一通り聞いた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...なんらの功績を残さぬ者が多い...
新渡戸稲造 「自警録」
...バビロン文明の高度の業績...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...一つの工場だけにでも一万人からの労働者が集っている大紡績工場が七つもあるのを筆頭に...
細井和喜蔵 「モルモット」
...「既にこの業績のためにゲーテはまた...
三木清 「ゲーテに於ける自然と歴史」
...余り好成績でなくて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...就床成績乙下は当って居りますね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...大きな功績であった...
柳田国男 「故郷七十年」
...何だって今まで見たいに成績を隠すのです...
夢野久作 「白椿」
...自然その仕事を実績上に競(きそ)わすような仕組みに出来ていた...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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