...まだ一縷(いちる)の望を便りに...
芥川龍之介 「尾生の信」
...○縷綸(いとによる)糸に作るにも座を定め体(たい)を囲位(かたむ)る事績(うむ)におなじ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...縷々(るる)としてつきなかつた...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...これと一縷(いちる)の縁を曳(ひ)いているのではないかという空想も起し得られる...
寺田寅彦 「映画雑感6[#「6」はローマ数字、1-13-26]」
...今日で謂ふモウルを金縷織成など云つて居るから...
内藤湖南 「染織に關する文獻の研究」
...私は猶一縷(いちる)の望みは消さないで持つてゐたことに...
中原中也 「亡弟」
...紙縷は婆々縷(ばばより)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...紙縷(こより)は婆々縷(ばゝより)...
樋口一葉 「たけくらべ」
...縷(る)々としてうむことがない...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...意外にも又一縷の希望が萌して来たからでございます...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...とにかく一縷(いちる)の望みだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「謎の四つ指」
...一縷(いちる)の望みがある...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...救ひを求める凄惨な声が益々高く低く縷々として私の耳朶に絡まりついて来る空怖ろしさに堪へられなくなつて...
牧野信一 「鬼の門」
...葉細クシテ糸縷ノ如ク...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...たまに訪れた故郷の有様や移変や人情について縷縷として尽きるところがなかつた...
室生犀星 「故郷を辞す」
...香雲縷々(るゝ)として立迷ふ中より吾をかへりみて...
夢野久作 「白くれない」
...何か一縷(いちる)の明りのようにそれが待たれる」「ふたりも密かに申しておりまする...
吉川英治 「私本太平記」
...恨みじゃ……』縷々(るる)として...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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