例文・使い方一覧でみる「縞目」の意味
スポンサーリンク...縞目模様のシャツを買った... 
...縞目状の模様が美しいタイルがある...
...船の縞目が揺れて目が回った...
...縞目の布を使って自分で服を作ってみた...
...壁に縞目の柄が描かれたカフェに行った...
...縞目のあるらしい茶の背広に...
芥川龍之介 「南京の基督」
...埃と垢で縞目も見えぬも木綿の袷を着て...
石川啄木 「雲は天才である」
...垢と塵埃に縞目もわからぬ木綿の古袷...
石川啄木 「雲は天才である」
...三つか四つ位の子供を縞目もわからないやうな汚いねんねこで背負つた女房が一人隅つこにうづくまつてゐる外には誰もゐなかつた...
伊藤野枝 「監獄挿話 面会人控所」
...縞目（しまめ）の影を斜に落としているのが見えた...
海野十三 「空襲葬送曲」
...縞目（しまめ）に区切って通り過ぎた...
江戸川乱歩 「押絵と旅する男」
...裏側はずいぶんざらざらして荒筵（あらむしろ）のような縞目（しまめ）が目立って見える...
寺田寅彦 「浅草紙」
...似た顔だちやもんぺの縞目（しまめ）をおろおろとのぞいて廻る...
峠三吉 「原爆詩集」
...縞目（しまめ）もわからないような地味（じみ）なものであった...
徳田秋声 「挿話」
...縞目もわからない程汚れ切った着物を重ね着した女だの...
中谷宇吉郎 「荒野の冬」
...全くこんな縞目もわからなくなったような汚い袷に香水を振りかけたところで...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...お勘坊の縞目（しまめ）の怪しい袷（あはせ）の肩に手を掛けました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...洗いざらしの縞目（しまめ）も判らない袷（あわせ）一枚...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...水兵の蒼白い皮膚が掻きとられるたびに縞目に鮮かな血が筋をひき...
久生十蘭 「ノア」
...縞目のある手編のチョツキを新調しをる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...縞目（しまめ）にも見覚（みおぼ）えあり...
柳田国男 「遠野物語」
...縞目もさだかに分らぬほど汚れている...
山本周五郎 「お繁」
...赤松の幹のほの赤い縞目（しまめ）の奥に墨（すみ）いろを刷（は）いていた...
吉川英治 「私本太平記」
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