例文・使い方一覧でみる「縛りつける」の意味

...穀物は大きな束にして縛りつけるので... 穀物は大きな束にして縛りつけるのでの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...六本ずつの小さな束に縛りつける... 六本ずつの小さな束に縛りつけるの読み方
エドワード・シルヴェスター・モース　Edward Sylvester Morse 石川欣一訳「日本その日その日」

...笞刑柱　　罪人を笞つ時にその人間を縛りつける柱... 笞刑柱　　罪人を笞つ時にその人間を縛りつける柱の読み方
チャールズ・ディッケンズ佐々木直次郎訳「二都物語」

...わたくしたちの身体を縛りつけるようで... わたくしたちの身体を縛りつけるようでの読み方
豊島与志雄「花子の陳述」

...家（うち）を追出して古井戸の柳へ縛りつけるぞと怒鳴（どな）って... 家を追出して古井戸の柳へ縛りつけるぞと怒鳴っての読み方
永井荷風「狐」

...また縛りつけるで一定の方式がある... また縛りつけるで一定の方式があるの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...水夫たちは、一本のロープを持って、ボートの下へ仰向けにもぐり込んだり、ボートの外側――そこはデッキ板一枚の幅しかなくて、海面まで一直線にサイドなのだ――に、今縛りつける、そのボートにつかまって綱をからげるために、サイドへ足を踏んばって、海の方へからだを傾けたりした... 水夫たちは、一本のロープを持って、ボートの下へ仰向けにもぐり込んだり、ボートの外側――そこはデッキ板一枚の幅しかなくて、海面まで一直線にサイドなのだ――に、今縛りつける、そのボートにつかまって綱をからげるために、サイドへ足を踏んばって、海の方へからだを傾けたりしたの読み方
葉山嘉樹「海に生くる人々」

...いまだおれを縛りつけるあの謎よ――あの急流やあの水源からの――あの山の赤肌の崖からの――あの秋の黄金色に包みつつおれの周りをめぐった太陽からの――舞うようにおれの前を過ぎていったあの空のいなづまからの――あの雷からあの嵐からの――それこそあの雲がかたちを変えて（青い空のそこだけが）妖魔になったのを目のあたりにして――... いまだおれを縛りつけるあの謎よ――あの急流やあの水源からの――あの山の赤肌の崖からの――あの秋の黄金色に包みつつおれの周りをめぐった太陽からの――舞うようにおれの前を過ぎていったあの空のいなづまからの――あの雷からあの嵐からの――それこそあの雲がかたちを変えて妖魔になったのを目のあたりにして――の読み方
エドガー・Ａ・ポオ　Edger A. Poe 「ポオ異界詩集」

...それではあまりにも霊魂を肉体に縛りつけることになると言うのである...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ　Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳「モンテーニュ随想録」

...この木に縛りつける習いがあった... この木に縛りつける習いがあったの読み方
柳田国男「故郷七十年」

...この方は荷繩（になわ）をもって棒のはしにしっかと縛りつけることであった... この方は荷繩をもって棒のはしにしっかと縛りつけることであったの読み方
柳田国男「母の手毬歌」

...考える自由をさえ縛りつけるようであった... 考える自由をさえ縛りつけるようであったの読み方
山本周五郎「樅ノ木は残った」

...ついに彼の生涯を縛りつけることになった「かんば沢」の名を... ついに彼の生涯を縛りつけることになった「かんば沢」の名をの読み方
山本周五郎「山彦乙女」

...坊さんを樫の木へ縛りつけると... 坊さんを樫の木へ縛りつけるとの読み方
夢野久作「ツクツク法師」

...自身の鞍わきに縛りつけると... 自身の鞍わきに縛りつけるとの読み方
吉川英治「三国志」

...縄をもって縛りつける準備をした... 縄をもって縛りつける準備をしたの読み方
吉川英治「三国志」