例文・使い方一覧でみる「縛」の意味
スポンサーリンク...真田紐で頭を縛って偃松の中や岩の上をガランガラン引ずって歩いたもんだから... 
石川欣一 「山を思う」
...犯人捕縛の最も有利な立場にあるんです...
大阪圭吉 「坑鬼」
...束縛の多い學制の下に...
高濱虚子 「俳諧師」
...両腕を後手（うしろで）に縛り上げ...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...真黒になって手足を縛られた人間が...
中里介山 「大菩薩峠」
...有無を言はせず犇々（ひし／＼）と縛り上げて了ひました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...縛つて引立てゝおくんなさい」外から歸つて來た平次を見ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...滅多に人を縛らない平次で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――幾太郎が縛られたことは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...みすみす縛られた上...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まるで荷物を縛る紐みたいに薄べったくなってね...
葉山嘉樹 「山谿に生くる人々」
...自縄自縛といふことがあるが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...兄きは兄きの運命に任せることゝ致しまして体を繩で樽に縛り付けまして...
エドガア・アルラン・ポオ Edgar Allan Poe 森林太郎訳 「うづしほ」
...捕り手に囲まれた悪人の最後のやうに忽ち縛（いまし）められてもとの牢獄へ伴れ戻されてしまつた...
牧野信一 「村のストア派」
...決して自由を縛られてはおりません」そういっているうちに...
吉川英治 「江戸三国志」
...みずから面縛して――死を待つ意味で罪人のように眼隠しをほどこし――畏（おそ）る畏る相府の階下にひざまずいた...
吉川英治 「三国志」
...橋杭（はしぐい）に縛（くく）りつけてしまった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...二人の名探偵は手足を縛られて眠り薬を飲まされ...
モーリス・ルプラン 菊池寛訳 「奇巌城」
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