...夫の胸へ縋(すが)ろうとした...
芥川龍之介 「馬の脚」
...鉄眼は後から追ひ縋つた...
薄田泣菫 「茶話」
...杖ヲ拾ッテ縋リナガラ立チ上ルマデニ数分ヲ要シタ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...兼子は彼の腕に縋りついてきた...
豊島与志雄 「子を奪う」
...餘りに日に疎ければ朝顔の赤は萎まずむき捨てし瓜の皮など乾く夕日に四日あさがほの藍のうすきが唯一つ縋りてさびし小雨さへふり彼の垣根のもとに草履はきておりたつ朝顔のかきねに立てばひそやかに睫にほそき雨かゝりけり六日かつ/\も土を偃ひたる朝顔のさきぬといへば只白ばかり鍼の如く 其の五一八月十四日...
長塚節 「長塚節歌集 下」
...必死となつて縋(すが)り付いてゐるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼は音楽の調べにとり縋るように...
原民喜 「遥かな旅」
...あの日に天狗党の末孫から贈られた竹刀に取り縋りながらうねうねと立ちあがつた...
牧野信一 「「学生警鐘」と風」
...藁に縋るやうな自分の眼は執拗にあれに惑かされた...
牧野信一 「冬の風鈴」
...お袖に縋(すが)るため...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...草の根に縋つて僅な崖を攀ぢる時...
水野仙子 「夜の浪」
...昔からの神様にお縋(すがり)申しましょう...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...狂おしく縋(すが)りつく娘の顔...
山本周五郎 「お美津簪」
...幸子はより縋るようにして泣いた...
横光利一 「旅愁」
...背伸びして取り縋(すが)った...
吉川英治 「黒田如水」
...「兄上ッ」いきなり袖に縋ってしまった...
吉川英治 「剣難女難」
...兄の手へ縋(すが)った...
吉川英治 「親鸞」
...縋(すが)らんばかりに...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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