...行こうぜ」「ヘエ――」縄尻がピシリと鳴りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...来あがれ」パッと縄尻を引くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ピシリと鳴る縄尻...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...七千八百石の旗本の寵者(おもいもの)になった方が――」「馬鹿ッ」ガラッ八は縄尻をとって二つ三つ小突きました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...黙らないか」縄尻がピシリと鳴りました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...キリキリと縄尻を締めるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...下手に帰り縄尻をたくりてしやがむ...
三木竹二 「いがみの権太」
...その縄尻を柳の枝に投げて...
吉川英治 「三国志」
...阿会喃と董荼奴の縄尻をとって...
吉川英治 「三国志」
...「歩けッ」と兵太(ひょうた)は縄尻(なわじり)をとって...
吉川英治 「神州天馬侠」
...きさまが縄尻(なわじり)を持っていろ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...縄尻を引っ張って...
吉川英治 「親鸞」
...自分の縄尻をつかんでいる捕手を蹴倒し...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...口癖にどなる捕手に縄尻(なわじり)を突かれて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...縄尻はそばの巨(おお)きな石に巻きつけてあるのだった...
吉川英治 「宮本武蔵」
...その縄尻の巻きつけてある何十貫もあろう巨石(おおいし)が...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「さ! 歩けッ」と、八弥は、昂奮した語気で、縄尻を絞った...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...――そして、縄尻をつかんで、叡山道の峰を辿(たど)りながら、ぼつぼつと訊ね出した...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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