...あまり縁起のいいことではあるまいが」そう言って住職は笑った...
梅崎春生 「狂い凧」
...縁起のいいものでなければと...
薄田泣菫 「独楽園」
...何とか縁起のいい...
武田麟太郎 「一の酉」
...きょうは「大安(たいあん)」とかいって縁起のいい日なんだそうで...
太宰治 「正義と微笑」
...あまり縁起のいい規定ではないようだ...
戸坂潤 「社会時評」
...お前にめぐり遇(あ)った縁起のいい日だからな...
永井荷風 「雪解」
...みすみすその縁起のいい名前を返して都川歌太郎を名のらなければならないようなことにまでなってしまいました...
正岡容 「初看板」
...私ももう縁起のいい言葉だけを選(よ)って使います」と惟光は言った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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