...他日別に編述することあるべし...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...翁は三編以下も編述するつもりであつたことは...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...誠実にその編述に従事したりとせば...
高木敏雄 「比較神話学」
...『日本書紀』が、其中に多くの漢文を交えて、其編述の体裁に於て、支那の史乗に則りたるは云うまでも無く、編述者の思想、唐の制度文物の影響を受けしことの少からざるを証するものにして、既に此点よりのみ考うるも、伝承の真を悉く枉げざりしや、否やは、大に疑う可きものあり...
高木敏雄 「比較神話学」
...編述者の意志の誠実にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...陳述者自身の主観的分子の混入を想像す可く、其他の二書は、正史たるの点に於て、編述者の意志が、多少の抗束を免かるる能わざりしを察す可し...
高木敏雄 「比較神話学」
...先生の中等学校で使う西洋史の教科書の編述のお手つだいをすることになった...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...先生の編述の方針としては...
津田左右吉 「学究生活五十年」
...その博覧強識にして、言論堂々、翰(ふで)を揮い飛ぶが如きもの、その著作編述、無慮(むりょ)五、六十種に出づるもの、その好む所によりて、その長技を見るべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...古今を一貫せる通史(つうし)の編述こそは彼の一生の念願だったのだが...
中島敦 「李陵」
...霞亭の遺事は他日浜野氏が編述し...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...編述を助成した諸友と...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...論定に継ぐに編述を以てしたのも...
森鴎外 「渋江抽斎」
...すなわち遠くはあの書物の編述せられた時代にもすでに近頃の人がカガシを以て蓑笠(みのかさ)の人形のことと解するのと...
柳田国男 「年中行事覚書」
...かくまで由来記の編述のために...
柳田国男 「雪国の春」
...編述の躰裁を整へんとせば...
山路愛山 「明治文学史」
...彼が日本外史の編述は当時に始れり...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...而(しか)も人若(も)し何故に彼が外史の編述に志したるかを知り更に其著の目的と其結果との太(はなは)だ相違せしことを察すれば更に一層の驚歎を加ふべし...
山路愛山 「頼襄を論ず」
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