例文・使い方一覧でみる「編」の意味


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...予にとつての新らしい覚悟を以てこの長を書き出してみた...   予にとつての新らしい覚悟を以てこの長編を書き出してみたの読み方
石川啄木 「足跡」

...氷峰はすべての事務員や輯掛りを歸してしまひ...   氷峰はすべての事務員や編輯掛りを歸してしまひの読み方
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」

...あるいは『浮雲』第一は厳密な意味の言文一致でないという人があるかも知れぬが...   あるいは『浮雲』第一編は厳密な意味の言文一致でないという人があるかも知れぬがの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...さるを思へば、そのはじめ、かゝる重き輯の命を、おふけなくも、いなまずうけたまはりつるものかな、辭書輯の業、碩學すらなやめるは、これなりけりと思ひ得たるにいたりては、初の鋭氣、頓にくじけて、心そゞろに畏れを抱くにいたりぬ...   さるを思へば、そのはじめ、かゝる重き編輯の命を、おふけなくも、いなまずうけたまはりつるものかな、辭書編輯の業、碩學すらなやめるは、これなりけりと思ひ得たるにいたりては、初の鋭氣、頓にくじけて、心そゞろに畏れを抱くにいたりぬの読み方
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」

...陳述者自身の主観的分子の混入を想像す可く、其他の二書は、正史たるの点に於て、述者の意志が、多少の抗束を免かるる能わざりしを察す可し...   陳述者自身の主観的分子の混入を想像す可く、其他の二書は、正史たるの点に於て、編述者の意志が、多少の抗束を免かるる能わざりしを察す可しの読み方
高木敏雄 「比較神話学」

...このとしの暮にひそかに御自身おみになられたものらしく...   このとしの暮にひそかに御自身お編みになられたものらしくの読み方
太宰治 「右大臣実朝」

...昭和十四年に書いた私の「火の鳥」という未完の長小説に...   昭和十四年に書いた私の「火の鳥」という未完の長編小説にの読み方
太宰治 「十五年間」

...第二第四章の『感覚』と...   第二編第四章の『感覚』との読み方
中谷宇吉郎 「救われた稀本」

...コロムビアにはチェロの協奏曲に曲したのもあるが...   コロムビアにはチェロの協奏曲に編曲したのもあるがの読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...小田巻流をみ出して...   小田巻流を編み出しての読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...進駐の隊へ飛びこんで死に花を咲かせようなどと手ぐすねひいているひとがいないものでもない...   進駐の編隊へ飛びこんで死に花を咲かせようなどと手ぐすねひいているひとがいないものでもないの読み方
久生十蘭 「だいこん」

...朝鮮から一混成旅団を成して...   朝鮮から一混成旅団を編成しての読み方
河本大作 「私が張作霖を殺した」

...第六即ち法典の末尾に置き...   第六編即ち法典の末尾に置きの読み方
穂積陳重 「法窓夜話」

...物が出来あがると妻と光子は共々湯に入つた...   編物が出来あがると妻と光子は共々湯に入つたの読み方
牧野信一 「熱い風」

...體には木の皮のんだものを着け...   體には木の皮の編んだものを着けの読み方
松本文三郎 「世界に於ける印度」

...同じ藺でんだ厚手のマットによい品があって...   同じ藺で編んだ厚手のマットによい品があっての読み方
柳宗悦 「手仕事の日本」

...『新会津風土記』によれば...   『新編会津風土記』によればの読み方
柳田國男 「地名の研究」

...この輯の目的からして理解せられる...   この編輯の目的からして理解せられるの読み方
和辻哲郎 「孔子」

「編」の読みかた

「編」の書き方・書き順

いろんなフォントで「編」

「編」の英語の意味

「編なんとか」といえば?   「なんとか編」の一覧  


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