...鉄線の外、ところどころに電灯がつき、なお電灯は正面入口――といって、出入口は一つしかない――や診療所、その他二、三の幕舎にも引いてあった...
石川欣一 「比島投降記」
...二十五年前には琴や三味線の外には音楽というものが無かった...
内田魯庵 「二十五年間の文人の社会的地位の進歩」
...そして到底脱線の外はないとあきらめました...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「十時五十分の急行」
...見物人らは一定の距離に画した非常線の外まで退去を命ぜられたので...
寺田寅彦 「LIBER STUDIORUM」
...火鉢と三味線の外...
徳田秋聲 「絶望」
...始めて線の外に解放する...
中村地平 「霧の蕃社」
...四方とも水平線の外はなにも見えない...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...二人の男女を視線の外(ほか)に置くような方角へ足を向けた...
夏目漱石 「こころ」
...巻込みの太い線の外に下しました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...遠く水平線の外にある不思議の世界の名であったことは...
柳田国男 「海上の道」
...花のごとく空を彩(いろど)る水平線の外にあって...
柳田国男 「海上の道」
...会館附近の交通遮断線の外では...
横光利一 「上海」
...その線の外に出ることを彼は不思議に恐ろしがるのである...
和辻哲郎 「享楽人」
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