...総門をくぐると、広い庭園が広がっている...
...総門の前に集まって待ち合わせをする...
...総門から眺める景色は絶景だ...
...総門を開けると、そこには立派な建物があった...
...総門をくぐると、まるで異世界に迷い込んだような気分になった...
...私の家の玄関口からは二三十間も前になった街路に面した総門越しに眼をやると...
田中貢太郎 「変災序記」
...家内は総門の左になったシナ人の下宿が門の内へ倒れかかっている下を通って街路へ出...
田中貢太郎 「変災序記」
...総門道の並木もだが...
吉川英治 「私本太平記」
...六波羅総門の内へ送りこまれた...
吉川英治 「私本太平記」
...何かあったらしいうごきを総門の内外に見せていた...
吉川英治 「私本太平記」
...東勝寺の大外(おおそと)にある総門の築土(ついじ)もどうやらあぶなそうなのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...彼は、北院総門の奥、二町ほど西の、蓮華谷(れんげだに)の法明院を宿とした...
吉川英治 「新書太閤記」
...――総門にひそんでいた武松(ぶしょう)の一手が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...ここの水入らずな袂別のすむのを、さっきから待ちかまえていた僧衆や、下部らや、百姓の女房たちや、留守に残る将兵たちが、いちどにどっと、総門のほうへと、送りに雪崩(なだ)れて行ったからである...
吉川英治 「日本名婦伝」
...二遊廓(くるわ)の総門のすぐ外に...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ひょこひょことそんな物を背負って総門から行ってご覧――どうなるか」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...総門の外には、吉岡の者が見張っているから危ないって扇屋の人もいっていた」「うむ」「だから、他(ほか)から出ましょう」「夜は、総門以外の口は、みな閉まっているそうではないか」「柵(さく)を越えて逃げれば――」「逃げたといわれては武蔵の名折れになる...
吉川英治 「宮本武蔵」
...――やはり総門から手を振って出て行こう」「そうですか」と城太郎はやや不安な顔色を見せたが...
吉川英治 「宮本武蔵」
...わしを待っているがいい」「お師匠様が総門から手を振って出て行くのに...
吉川英治 「宮本武蔵」
...総門の両側には、莚(むしろ)がこいの駕屋(かごや)の溜(たま)りがある...
吉川英治 「宮本武蔵」
...総門の際(きわ)に立ちはだかり...
吉川英治 「宮本武蔵」
...総門の前で駕をおりると斬合(きりあい)だという往来の声...
吉川英治 「宮本武蔵」
...どこで何日(いつ)」「遊廓(くるわ)の総門前にその高札が建ててあったが...
吉川英治 「宮本武蔵」
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