...鍵の手形(なり)の総二階に...
泉鏡花 「貝の穴に河童の居る事」
...向う側に此の辺ではやや大きい総二階の旅館があつて...
岩本素白 「野の墓」
...総二階という建物で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...少なくとも二階は総二階につくられていて...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「城」
...総二階に車寄せなんかついて堂々たるもんですよ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...総二階の下に五つ...
山本周五郎 「五瓣の椿」
...総二階の善美を尽した母屋に...
山本周五郎 「風流太平記」
...さして大きくはないが総二階で...
山本周五郎 「柳橋物語」
...総二階に客がいっぱい...
山本笑月 「明治世相百話」
便利!手書き漢字入力検索