...彼女は早耳で、流行情報を常にキャッチしている...
...私は早耳だから、この噂はもう知っていましたよ...
...彼は強力な情報網の持ち主で、早耳なことで有名だ...
...マスコミ関係者は早耳が求められる仕事だ...
...早耳な人ほど、ビジネスの世界で成功する傾向がある...
...……検事さん、兄は心臓麻痺で死んだという話だが――ええ、早耳でね、僕のところへも聞えて来ましたよ――するてえと兄は病気で急死したんじゃないんですか...
海野十三 「地獄の使者」
...「満州事変の際には目黒区に居住の有力な某政治浪人(特に名を秘す)の早耳により約十万円を儲けて同人に献金した事実があり」と読売新聞(九月二十八日付)が書いているのは多分無根の事実だろうが...
戸坂潤 「社会時評」
...見物が役者をとっちめたと聞いた早耳で...
中里介山 「大菩薩峠」
...三輪の萬七も間の惡さを我慢して、ちよい/\顏は出しますが、暫らくは手の下しやうもなく、平次はガラツ八に言ひ付けて、横山町一圓に泳がせましたが、名題の早耳も、大した面白い話を聞き込んだ樣子もありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...時々泣いて居るつて話ぢやありませんか」一流の早耳...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...元の亭主を殺したんださうで」「大層早耳ぢやないか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...早耳のガラッ八が飛込んで来るのを合図のように...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...早耳では天才的なガラッ八の八五郎を...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...早耳が何より自慢の自分が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...前代未聞の騒ぎじゃありませんか」ガラッ八の八五郎は、得意の早耳で、これだけの事を聞込んで来たのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちよいと御神輿(みこし)をあげて――」早耳のガラツ八は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ちょいと御神輿(おみこし)をあげて――」早耳のガラッ八は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...猿の毛がどうかしたという話があったようだな」「へェ?」宇佐美敬太郎の早耳は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...新しい計画の全貌をロンドン一の早耳に聞かれてしまった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...評判じゃ評判じゃ! いま出来たての三州屋は早耳瓦版...
三好十郎 「斬られの仙太」
...段六 (早耳に入れて)あんだとう? 虎雄がどうしたと? 帰って来たのか...
三好十郎 「斬られの仙太」
...それを早耳に入れたものは孫乾(そんけん)であった...
吉川英治 「三国志」
...公布がみられたばかりなのに」「道誉は早耳だ...
吉川英治 「私本太平記」
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