...彼女は早耳で、流行情報を常にキャッチしている...
...私は早耳だから、この噂はもう知っていましたよ...
...彼は強力な情報網の持ち主で、早耳なことで有名だ...
...マスコミ関係者は早耳が求められる仕事だ...
...早耳な人ほど、ビジネスの世界で成功する傾向がある...
...「ここで甘酒を飲まなくっては、鳩にして豆、」と云うと、婆さんが早耳で、「はい、盆に一杯五厘宛(ずつ)でございます...
泉鏡花 「婦系図」
...貴下が腹を立てるようなものだけれど――」「ナニ帆村荘六の透視術?」と早耳の検事はその言葉を聞き咎めて...
海野十三 「蠅男」
...巾着切の早耳話ってのは...
直木三十五 「南国太平記」
...三輪の万七も間の悪さを我慢して、ちょいちょい顔は出しますが、しばらくは手の下しようもなく、平次はガラッ八に言い付けて、横山町一円に泳がせましたが、名代の早耳も、大した面白い話を聞き込んだ様子もありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...元の亭主を殺したんださうで」「大層早耳ぢやないか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...八五郎一流の早耳には...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...早耳のガラッ八でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この天稟(てんぴん)の早耳は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分」朝の陽と一緒に飛込んで来たのは早耳のガラッ八です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...早耳が何より自慢の自分が...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この早耳の天才を迎えました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...前代未聞の騒ぎじゃありませんか」ガラッ八の八五郎は、得意の早耳で、これだけの事を聞込んで来たのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ガラツ八は相變らずの早耳で搜(さぐ)つたことを平次に報告するのでした...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...早耳に聞いたから...
吉川英治 「大岡越前」
...すぐ早耳迅眼(はやめ)の者が...
吉川英治 「三国志」
...蜀の細作(さいさく)は、早耳に知って、すぐこの異動をも成都に報じた...
吉川英治 「三国志」
...お家の凶変を早耳に聞いて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...中二階のかぼそき灯(ともし)にお吉と声をひそませているという――早耳...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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