...総じて、特殊の使命を有する場合の外は、指導すべき人物が進歩するに連れて、指導霊の変更がしばしば行われる...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...総じて戦争技術家の角度に限られているのである...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...総じて欧米先進国に比べて...
中井正一 「調査機関」
...総じて氏の物の見方...
南部修太郎 「現代作家に対する批判と要求」
...総じてむかしの体力が衰えて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...総じてパリでの出来事も...
横光利一 「旅愁」
...総じて、彼の方針は、事勿(ことなか)れ主義をもって第一としていた...
吉川英治 「三国志」
...――総じていえることは...
吉川英治 「私本太平記」
...襟(えり)くびの細さや総じての嫋(なよ)かな薄い体つきは...
吉川英治 「私本太平記」
...総じて、彼の位置は、官職にしても大きく昇進したはずだが、暮らし方はいぜんむかしの河内の一豪族とさして変った風もなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...総じて、人品のいいことは、生い立ちのよいせいにあろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...総じて、それらの思考、風俗、習慣などが、そのまま平家時代にも流れていた...
吉川英治 「随筆 新平家」
...馴れるはよいが、総じて、馬扁(うまへん)で馴れるに止(とど)めておけよ...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...総じてあだ矢を射る者などはおりません...
吉川英治 「源頼朝」
...総じて、平家の富力と勢力とは根を東国には置いてない...
吉川英治 「源頼朝」
...総じて云えば、それらは小路や裏通りが複雑に絡み合う深い谷であり、覆いかぶさる石造りの建物や上空を跨ぐ橋のため全体がちょっとしたトンネルと呼んでもよいものになっていたはずだ...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...氷床より上の方では総じて床面に砕石や塵芥や破片が堆く積もっていたが...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...すなわち位田は総じて小作料に基づき...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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