...喜節見訪竹の里人下総のたかし来たれりこれの子は蜂屋大柿吾にくれし子下ふさのたかしはよき子これの子は虫喰栗をあれにくれし子春ことにたらの木の芽をおくりくる結城のたかし吾は忘れず多くの場合に人に畏敬せられた先生にして...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...だから王様が坊さんにやらうとして持ち出した総計は十二万フランと...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...正月早々総代を東京へ送ることに決し...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...上総(かずさ)の岸へ無事にお着きになることができました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...氏はあれで軍医総監なのである...
薄田泣菫 「茶話」
...直観の公理の「原理」に従えば「総ての直観は外延量」なのである...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...旅とは明治のはじめに起こった浦上キリシタン総流罪のことである...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...よッぽど落着いた手際で総兵衛はたぶん声も立てずに死んだことでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ひどい片輪でどんな事があっても外へ出ない総領の大三郎...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのほか総て世の中の妨げとならざる娯(たの)しみ事は...
福沢諭吉 「家庭習慣の教えを論ず」
...せまい開墾小屋の外まで居ならんだこの家中は総勢四十六人である...
本庄陸男 「石狩川」
...平均年出生率は総人口の三五分の一...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...総(すべ)て暗い...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...内閣総理大臣が政党からでる以上...
文部省 「あたらしい憲法のはなし」
...私はこの国の秘密を守るため……宮中に出入りして悪魔の正体を見届けるため……そのために総理大臣になったのだ...
夢野久作 「白髪小僧」
...総て少年時代に読んだ冒険物の絵のような島なり...
横光利一 「欧洲紀行」
...前から集合していた商会総聯合会と...
横光利一 「上海」
...味方の総敗軍を観念せずにいられなかった...
吉川英治 「上杉謙信」
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