...寛(ひろし)(総生(ふそう))は寛でさまざまなもの...
淡島寒月 「明治十年前後」
...上にローマ数字でその総数が示してある――「例えばこの漫画だ...
石川欣一 「比島投降記」
...幾百本とも判らぬ幹が総立に一纏(まとま)りになっているから...
伊藤左千夫 「八幡の森」
...――」総一郎は、封の切ってある封筒から、折り畳んだ新聞紙をひっぱり出し、それを拡げた...
海野十三 「蠅男」
...天皇が統治権を総攬(そうらん)せらるることに対し異存ある者は一人もないのである...
大隈重信 「選挙人に与う」
...自然科学の研究費の社会的総額は...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...このドイツ観念論の総決算をなし遂げたように見えるものがヘーゲルであることは...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...両者の総合に当る理解に対応しては心理学と歴史学との結合たる解釈学...
戸坂潤 「辞典」
...ラサフォードがキャベンディシュ研究所の俊秀を総動員して...
中谷宇吉郎 「原子爆弾雑話」
...第一に化粧品のような沢山の要素があってその各要素の総合的の効果が問題となるようなものの研究には...
中谷宇吉郎 「霜柱と白粉の話」
...――主人の総七は半年この方独り者で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...総てこの頃の事は皆一時(じ)の戯(たわぶれ)で...
二葉亭四迷 「浮雲」
...手柄を総取りして...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...(伝説叢書上総の巻...
柳田國男 「日本の伝説」
...さっさと総監の自室を出て行った...
夢野久作 「暗黒公使」
...口にまかせて敵が罵る声々をあびて彼の部下は総くずれに崩れ立った...
吉川英治 「私本太平記」
...水裃(みずがみしも)大目付荘田下総守(しょうだしもうさのかみ)を大検使として...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...あぶなく行き違うところだったな」「総門の外に...
吉川英治 「宮本武蔵」
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