...総じてこの「じゃぼ」には...
芥川龍之介 「るしへる」
...総ての線路工夫等等等へこの手紙の持参人(文部省教授の一人なり)及び同伴の学生に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...総員を船内に避難させます」空中から甲板にむかって液をまくとはたいへんいい考えだ...
海野十三 「海底大陸」
...叔父の一家は総出でお葬式の手伝いに出かけてゆくだろうから...
海野十三 「仲々死なぬ彼奴」
...スターベア大総督の一人娘で、大総督は、トマト姫を目の中に入れても痛くないほど、可愛(かわい)がっていられる...
海野十三 「二、〇〇〇年戦争」
...西森のお父さんになる人が其処の総領で...
田中貢太郎 「提灯」
...調子の区別も曲の詞も音の高低も節廻(ふしまわ)しも総(す)べて彼は耳の記憶(きおく)を頼りにしなければならなかったそれ以外に頼るものは何もなかった...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...このブルジョア大学の総長の印璽が神聖哲学や神聖科学にサンクションを与える...
戸坂潤 「思想としての文学」
...房総第一の高山を下りにかかりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...反抗蕃人の総数約千二百名...
中村地平 「霧の蕃社」
...ある決議を総会が行ったとすれば...
新渡戸稲造 「国際聯盟とは如何なものか」
...……うかがうところどうやら下総(しもおさ)なまり...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...アメリカで行われた最近の人口調査から見ると、全洲を総括して、彼らはなお引続き二五年以内に(訳註2)その人口を倍加していることがわかる2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...総て音の揃ひたる奏楽を伴はしむ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...しかし総督府もついに黙殺出来なくなったのか...
柳宗悦 「四十年の回想」
...総試合が済んでからならよろこんで辞任します」どうかお願いします...
山本周五郎 「花も刀も」
...総大将の兇賊張角にも...
吉川英治 「三国志」
...極楽寺坂の総がかりもまた...
吉川英治 「私本太平記」
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