...綿屑が床に落ちているので、掃除機で吸い取りましょう...
...キルトに綿屑を詰め込んで、ふっくら仕上げることができます...
...意見が綿屑のようにあちこちに散らばっているので、整理しましょう...
...綿屑をかき集めて、不織布の作成に利用することもできます...
...このパッドは綿屑を使用しているので、肌触りが柔らかくて快適です...
...冷(つめ)たい綿屑(わたくづ)を頬張(ほゝば)つた...
泉鏡太郎 「麻を刈る」
...其上に職業によつては年中絶えず綿屑を吸ひ込むとか...
丘浅次郎 「人類の将来」
...「あなたお背(せな)に綿屑かしら喰っついていますよ」「どこに?」「もっと下」「このへんですか」「いいえ」「大きいのですか」「あ...
鈴木三重吉 「千鳥」
...寺田氏は綿屑で一杯詰つたやうな頭を強く掉(ふ)つて...
薄田泣菫 「茶話」
...時をり綿屑のやうな白雲のちぎれが...
薄田泣菫 「独楽園」
...木綿屑や毛屑のような繊維がみえたが...
リチャード・オースティン・フリーマン Richard Austin Freeman 妹尾韶夫訳 「歌う白骨」
...夜も休まず石油の空箱を台にして(その箱の隅には小さな蜘蛛(くも)が綿屑みたいな巣をかけてゐた!)セルロイド櫛(ぐし)に...
武田麟太郎 「釜ヶ崎」
...綿屑のように降りしきっているのもかまわず...
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」
...それに窓框(まどわく)に釘が出てゐるのは驚いたなア」「釘?」「その釘に淺葱(あさぎ)の木綿屑(もめんくづ)が引つ掛つてゐますよ」「丁寧にとつて來てくれ」「いづれにしてもこの引窓からは大の男は入れませんよ」「よし/\...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...引窓に出てゐる釘から外して來た淺葱の木綿屑を受取つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...懷ろ紙の中に入れて置いた、和泉屋の引窓の釘に引つ掛つてゐた、木綿屑を出して、その破れに當てて見ると、色も寸法もピタリと合つて、最早寸毫(すんがう)の疑ひもありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...高い温度と綿屑とを吸い込んだから肺病になったんだ...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...この方(かた)に引っ附いている綿屑を11985取って上げて下さい...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...私の努力は巨大な綿屑の山に木刀で斬りつけるほどの効果もないのだった...
山川方夫 「愛のごとく」
...降りかかる綿屑の雨の中で...
山川方夫 「愛のごとく」
...焚きおとしのようになった柱や綿屑(わたくず)やぼろが僅かにちらばっているだけであった...
山本周五郎 「柳橋物語」
...冬になると綿屑(わたくず)のようなものがどの梢(こずえ)にも絡(から)まって見えるそうな...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...友禅(ゆうぜん)小布(こぎ)れや綿屑(わたくず)が...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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