...去年勅諚(ちょくじょう)綸旨(りんし)等の事一趺(てつ)すといえども...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...向うが見えない山気(やまき)でやらかす王政復古も天下の諸侯に綸旨(りんじ)のなンのと勿体ないぞえ神にひとしき尊いお方の勅書を名にして言いたい三昧(ざんまい)我が田へ水引く阿曲(あきょく)の小人トドの詰りは首がないぞえそれに諂(へつら)う末社の奴原(やつばら)得手(えて)に帆揚げる四藩の奸物(かんぶつ)隅の方からソロソロ這(は)い出し濡手で粟取るあわてた根性眉に八の字...
中里介山 「大菩薩峠」
...二月の綸旨(りんじ)に...
服部之総 「尊攘戦略史」
...綸旨(りんじ)を降しおかれ...
吉川英治 「上杉謙信」
...帝の綸旨(りんし)を...
吉川英治 「三国志」
...綸旨はおよそ拝察に難くない」「とはいえ...
吉川英治 「私本太平記」
...綸旨(りんじ)をさずけたり...
吉川英治 「私本太平記」
...岩松家へ賜わった綸旨(りんじ)をたずさえて...
吉川英治 「私本太平記」
...後醍醐の綸旨(りんじ)がかくされていたなどとは...
吉川英治 「私本太平記」
...天皇の側臣随時に秘奏をへて非義を申し行ふため綸旨(りんじ)朝(あした)に変(へん)じ...
吉川英治 「私本太平記」
...綸旨(りんじ)をいただき...
吉川英治 「私本太平記」
...直義討伐(とうばつ)の綸旨(りんじ)もあわせて降下された...
吉川英治 「私本太平記」
...南朝からうけた綸旨(りんじ)を名分に...
吉川英治 「私本太平記」
...綸旨(りんじ)を仰ぎ...
吉川英治 「新書太閤記」
...二赦免(しゃめん)の御綸旨(ごりんし)をおうけしたからには...
吉川英治 「親鸞」
...三 追放綸旨の効力問題――日乗と惟政との対立しかし信長が京都にいなくなると...
和辻哲郎 「鎖国」
...日乗が宣教師追放の新しい綸旨を得て将軍にその実行を迫ろうとしている...
和辻哲郎 「鎖国」
...五年前の追放綸旨が守られないことに対する抗議であったのかも知れない...
和辻哲郎 「鎖国」
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