...臨幸沙汰やみの綸旨が齎された...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...操の各座元にはそれぞれ綸旨の寫しと...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...向うが見えない山気(やまき)でやらかす王政復古も天下の諸侯に綸旨(りんじ)のなンのと勿体ないぞえ神にひとしき尊いお方の勅書を名にして言いたい三昧(ざんまい)我が田へ水引く阿曲(あきょく)の小人トドの詰りは首がないぞえそれに諂(へつら)う末社の奴原(やつばら)得手(えて)に帆揚げる四藩の奸物(かんぶつ)隅の方からソロソロ這(は)い出し濡手で粟取るあわてた根性眉に八の字...
中里介山 「大菩薩峠」
...綸旨(りんし)が下(くだ)って和議となったのだった...
長谷川時雨 「九条武子」
...二月の綸旨(りんじ)に...
服部之総 「尊攘戦略史」
...綸旨(りんし)を伝えるならば...
吉川英治 「三国志」
...内々の綸旨(りんじ)も賜わっておる儀なので」彼の小声はつづいている...
吉川英治 「私本太平記」
...綸旨はおよそ拝察に難くない」「とはいえ...
吉川英治 「私本太平記」
...また綸旨(りんじ)をもたまわって...
吉川英治 「私本太平記」
...とくに綸旨は、彼の挙兵の動機を正当づけ、また将士をして、それに死なしめる思いを与えるのでなければならない...
吉川英治 「私本太平記」
...偽綸旨(にせりんじ)召人(めしうど)...
吉川英治 「私本太平記」
...このごろ都に流行るもの夜討ち 強盗偽綸旨(にせりんじ)召人(めしうど)早馬虚(から)騒動――と...
吉川英治 「私本太平記」
...綸旨(りんじ)の下に...
吉川英治 「私本太平記」
...――後醍醐はその経過やら綸旨(りんじ)の上からも...
吉川英治 「私本太平記」
...光厳(先の帝(みかど))の綸旨(りんじ)には...
吉川英治 「私本太平記」
...南朝からうけた綸旨(りんじ)を名分に...
吉川英治 「私本太平記」
...三 追放綸旨の効力問題――日乗と惟政との対立しかし信長が京都にいなくなると...
和辻哲郎 「鎖国」
...何か綸旨が出たことは事実であるらしい...
和辻哲郎 「鎖国」
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