...侏儒の祈りわたしはこの綵衣(さいい)を纏ひ...
芥川龍之介 「侏儒の言葉」
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稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
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稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...綵筵(はなむしろ)を布(しき)ならべ上座に毛氈(まうせん)をしき...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
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武田祐吉 「古事記」
...紫水晶と緑玉とを鏤(ちりば)めて桃金花(てんにんか)の花綵(はなづな)を象(かたど)った黄金の冠を戴き...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...そこに花綵(はなづな)を巻いて...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...気高さというものは!ふさふさと豊かに垂れた金髪に桃金花(てんにんか)の花綵(はなづな)を結んで...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
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田中貢太郎 「愛卿伝」
...鞦韆の綵繩が世界を一卷きすることになるかも知れぬ...
原勝郎 「鞦韆考」
...寢臺(ベッド)の掛布は花綵で飾られ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...綵衣之斑爛...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...わたくしは偶(たま/\)松崎慊堂文政甲申の日暦を閲して、「十五日(六月)晴、熱、都下祭山王、結綵六十余車、扮戯女舞数十百輩、満城奔波如湧」の文が目に留まつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...綵紋(さいもん)のあるこの雅器は...
柳宗悦 「苗代川の黒物」
...雑多な印象が剪綵(せんさい)せられずに其儘(そのまゝ)並べられて居るが...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...領戸(りょうこ)二十八万男女人口九十四万帯甲(たいこう)将士十万二千人吏(り)四万人米四十四万(まん)斛(ごく)金銀二千斤錦綺綵絹(きんきさいけん)二十万匹――余物これにかなう...
吉川英治 「三国志」
...二十人は天衣綵花(てんいさいか)を盛り...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...仏身安座一国土 一切世界悉現身身相端厳無量億 法界広大悉充満讃歌がおわると天人らは綵花を散らし始める...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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