...三葉の綴文(とじぶみ)である...
森鴎外 「渋江抽斎」
...こくめいに文字をつめた書類や綴文(とじもの)がいっぱい...
吉川英治 「江戸三国志」
...それは尾州家の若殿徳川万太郎が秘持していた「御刑罪(おしおき)ばてれん口書(くちがき)」の綴文(とじもの)に相違ない...
吉川英治 「江戸三国志」
...その底に秘めておいた「御刑罪(おしおき)ばてれん口書(くちがき)」の綴文(とじもの)の行方も...
吉川英治 「江戸三国志」
...果たして黴(かび)くさい二帖の綴文(とじもの)があらわれた...
吉川英治 「茶漬三略」
...A新聞社の電気告知の綴文字が事件をたえまなく運搬した...
吉行エイスケ 「女百貨店」
...だから音綴文字といえども...
和辻哲郎 「孔子」
...それはフェニキアの音綴文字に駆逐(くちく)せられて死滅してしまった...
和辻哲郎 「孔子」
...それは音綴文字とはなはだしく異なった効用を発揮し始める...
和辻哲郎 「孔子」
...フェニキアの音綴文字を襲用した諸文化国がフェニキア文化の圏内に統一せられていると言えないように...
和辻哲郎 「孔子」
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