例文・使い方一覧でみる「綮」の意味


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...これらの人の言の全部が必ずしも肯に当るとはいわないがある程度までは必ず傾聴すべき滋味がある...   これらの人の言の全部が必ずしも肯綮に当るとはいわないがある程度までは必ず傾聴すべき滋味があるの読み方
伊丹万作 「「ファン」について」

...故にヨブ記のこの言は何ら肯(こうけい)に当らないという人があるかも知れぬ...   故にヨブ記のこの言は何ら肯綮に当らないという人があるかも知れぬの読み方
内村鑑三 「ヨブ記講演」

...悉(ことごと)く肯(こうけい)に当るばかりでなく...   悉く肯綮に当るばかりでなくの読み方
江戸川乱歩 「黄金仮面」

...僕らの弥次は大抵その肯(こうけい)に当っていた...   僕らの弥次は大抵その肯綮に当っていたの読み方
大杉栄 「新秩序の創造」

...また昔日の考察も今日の日本の状況に照して多少肯(こうけい)を得る点なきにしもあらざると思って掲載するのである...   また昔日の考察も今日の日本の状況に照して多少肯綮を得る点なきにしもあらざると思って掲載するのであるの読み方
相馬愛蔵 「私の小売商道」

...頗る肯に中つてゐるものがある(三)...   頗る肯綮に中つてゐるものがあるの読み方
内藤湖南 「尚書稽疑」

...かの唐人(とうじん)孫(そんけい)が『北里志(ほくりし)』また崔令欽(さいれいきん)が『教坊記(きょうぼうき)』の如きいづれか才人一時の戯著(ぎちょ)ならざらんや...   かの唐人孫綮が『北里志』また崔令欽が『教坊記』の如きいづれか才人一時の戯著ならざらんやの読み方
永井荷風 「葡萄棚」

...軈て狂女が二三歩すさつて中持つた右の手と右の足とを突き出して腰をぐつと後へ引いて假面が屹と青竹の櫓を見あげた時に「アヽいゝと際どい聲が又余の耳もとで響いた...   軈て狂女が二三歩すさつて中綮持つた右の手と右の足とを突き出して腰をぐつと後へ引いて假面が屹と青竹の櫓を見あげた時に「アヽいゝと際どい聲が又余の耳もとで響いたの読み方
長塚節 「佐渡が島」

...四方太(よもた)の諸君は折々この点に向って肯(こうけい)にあたる議論をされるようであるが...   四方太の諸君は折々この点に向って肯綮にあたる議論をされるようであるがの読み方
夏目漱石 「写生文」

...実に肯(こうけい)に中(あた)った剴切(がいせつ)なお考えで私は徹頭徹尾(てっとうてつび)賛成致します...   実に肯綮に中った剴切なお考えで私は徹頭徹尾賛成致しますの読み方
夏目漱石 「坊っちゃん」

...これが果して肯(こうけい)にあたった想像であろうか...   これが果して肯綮にあたった想像であろうかの読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...中には肯(こうけい)にあたった部分も少なくなかった...   中には肯綮にあたった部分も少なくなかったの読み方
平林初之輔 「昭和四年の文壇の概観」

...肯(こうけい)にあたっていることばかりでした...   肯綮にあたっていることばかりでしたの読み方
正岡容 「初看板」

...先生の批評が常に肯(こうけい)に中(あた)っていたからであろう...   先生の批評が常に肯綮に中っていたからであろうの読み方
武者金吉 「地震なまず」

...なかなか肯(こうけい)に当っていてするどい...   なかなか肯綮に当っていてするどいの読み方
山本周五郎 「新潮記」

...久しく東洋の研究に興味を有(も)つて居る翁が我(わが)浮世絵の作家の名を幾人もすらすらと列挙して「自分は春信をより多く好む」などと肯(こうけい)に中(あた)つた批評をせられたのは意外であつた...   久しく東洋の研究に興味を有つて居る翁が我浮世絵の作家の名を幾人もすらすらと列挙して「自分は春信をより多く好む」などと肯綮に中つた批評をせられたのは意外であつたの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...大いに曹操の肯(こうけい)にあたったらしい...   大いに曹操の肯綮にあたったらしいの読み方
吉川英治 「三国志」

...老将の見解にはおのずから肯(こうけい)に値するところが多い...   老将の見解にはおのずから肯綮に値するところが多いの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「綮」の読みかた

「綮」の書き方・書き順

いろんなフォントで「綮」

「綮」の英語の意味


ランダム例文:
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