...しかも往年の高平太が一躍して太政大臣の印綬を帯ぶるや、彼等は彼等を囲繞する社会に、黄金の勢力を見、紫綬の勢力を見、王笏の勢力を見たり...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...普帝が朱綬(しゆじゆ)の采配(さいはい)に非ずして...
石川啄木 「渋民村より」
...且つ自ら金尺大綬章を賜はりて...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...奉二證書印綬一詣二倭國一...
内藤湖南 「卑彌呼考」
...便所の前にはレヂオン・ドノールの略綬を附けた老軍人が...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...光武賜以印綬...
范曄 「後漢書倭傳」
...ホテルから一歩も出てはならないというのですね」胸に綬をつけた白髯の老士官は...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...胸に帯びた略綬の中には功四級のそれさえ見える...
夢野久作 「暗黒公使」
...胸にかけていた県尉の印綬(いんじゅ)を解いて...
吉川英治 「三国志」
...呉の印綬(いんじゅ)を解いて...
吉川英治 「三国志」
...その時印綬(いんじゅ)や旗幟(はたじるし)まで捨てて行ったので...
吉川英治 「三国志」
...「漢中王領大司馬」の印綬(いんじゅ)を贈った...
吉川英治 「三国志」
...亡君の印綬はおのずから在るべき所に在りましょう...
吉川英治 「三国志」
...印綬を降さん」と...
吉川英治 「三国志」
...印綬(いんじゅ)...
吉川英治 「三国志」
...呉王は親しくこの身に宝剣印綬(いんじゅ)を授けたまい...
吉川英治 「三国志」
...前のとおり総司令官たるの印綬(いんじゅ)をさずけた...
吉川英治 「三国志」
...いったん魏の印綬(いんじゅ)をうけ...
吉川英治 「三国志」
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