...追跡を続ける気転(きてん)が利かなんだ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...物凄く空気を顫わせ続ける...
大阪圭吉 「死の快走船」
...内閣も割合に無事に持続ける事が出来よう...
薄田泣菫 「茶話」
...それから旅を続けると共に...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...そこで三人は、ジャガタラいもを食いながら、その不自由な、間違いだらけの会話を、熱心に続ける...
中里介山 「大菩薩峠」
...それを年中続けるということは...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...小さい眼をパチパチさせてから話し続けるのでした...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...たとえ知覚されていないときでさえも存在し続けるのであれば...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...屹度幾晩も続けるだらうと思つたが...
牧野信一 「西瓜喰ふ人」
...人口は云うまでもなく減少し続けるであろう...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...毎歳やって来たこと故書き続ける...
南方熊楠 「十二支考」
...三枚以上続けるなんていうことは...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...何辺(なんべん)も何辺も称え続ける念仏と同じ姿であります...
柳宗悦 「益子の絵土瓶」
...荒い西北が一日半夜も吹き続けると...
柳田国男 「雪国の春」
...援助を続けるようにと云ってやったが...
山本周五郎 「菊千代抄」
...存在させ続けるべく足掻いていた(*4-11)...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「時間からの影」
...声を絞ってうたい続けるのである...
若山牧水 「みなかみ紀行」
...社会と人間とを愛し続ける...
和辻哲郎 「転向」
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