...役場に持つて来たら直して貰へるでせうな?』話の続きは玄関で取交された...
石川啄木 「道」
...まるで続き物の講談でも聞いている時のような...
大阪圭吉 「三の字旅行会」
...交番へ行って応急米の手続きもして置いたのだ...
太宰治 「佳日」
...それでは佐喜の浜は野根の磯続きの村であるから...
田中貢太郎 「鍛冶の母」
...決してそのことが長続きしない...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...「それからその男の話はどうした」と前の話の続きを促(うなが)した...
近松秋江 「雪の日」
...この手続きを踏まずに...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...然しそれも長続きはせず...
豊島与志雄 「失われた半身」
...一某私立大学の法学部で植民政策の講義を担任してる矢杉は、或る時、その学校で発行されてる大学新聞の座談会に出席したが、座談会も終り、暫く雑談が続き、もう散会という間際になって、まだ嘗て受けたことのない質問を一人の学生から提出された...
豊島与志雄 「在学理由」
...平気な細君はその続きを読み出した...
夏目漱石 「道草」
...なかなか味(あじわい)があるじゃないですか」「そう云う知己(ちき)が出てくると是非未来記の続きが述べたくなるね...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...平次は廊下続きに土蔵の方へ行くと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...古い慣例による刑執行とそれに先立つ裁判手続きとをどう思われるか...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...到底永続きのするわけがなく...
正岡容 「わが寄席青春録」
...祖父母と孫との続きだったかも知れぬし...
柳田國男 「和州地名談」
...深く彼方の遠い山裾まで続き...
吉川英治 「三国志」
...「みなはお後から続きましょう...
吉川英治 「私本太平記」
...地続きの領域だった欧州(故に悪夢の原始伝説に云うヴァルーシアも)...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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