例文・使い方一覧でみる「続いて」の意味


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...それからカンカンと釘をぬくらしい音が続いて起った...   それからカンカンと釘をぬくらしい音が続いて起ったの読み方
海野十三 「火葬国風景」

...胃腸からの広範な排出に続いて急速な卒倒状態になって...   胃腸からの広範な排出に続いて急速な卒倒状態になっての読み方
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」

...雷に続いて銀線のような雨が降って来た...   雷に続いて銀線のような雨が降って来たの読み方
田中貢太郎 「魔王物語」

...あとからあとから続いて来ます...   あとからあとから続いて来ますの読み方
田中英光 「オリンポスの果実」

...半商半農らしい土地の者の藁葺家が雑然と続いているだけで...   半商半農らしい土地の者の藁葺家が雑然と続いているだけでの読み方
田中英光 「箱根の山」

...また続いて神経的にどっと笑い出した...   また続いて神経的にどっと笑い出したの読み方
小泉八雲 田部隆次訳 「幽霊滝の伝説」

...丁度厨になつてゐる処に立つて此方を見てゐた十八九の女……綺麗な眼をした色の白い女……派手な浴衣を着て居た――琴仙亭――福亭――こんな名が絶えず両側に続いてゐた...   丁度厨になつてゐる処に立つて此方を見てゐた十八九の女……綺麗な眼をした色の白い女……派手な浴衣を着て居た――琴仙亭――福亭――こんな名が絶えず両側に続いてゐたの読み方
田山録弥 「百日紅」

...剣術の方かい、ここで手ほどきをしたというわけではない、江戸で近藤弥之助やなんぞについて、その以前にやったのだが、引続いて、この地で学問剣術をやった...   剣術の方かい、ここで手ほどきをしたというわけではない、江戸で近藤弥之助やなんぞについて、その以前にやったのだが、引続いて、この地で学問剣術をやったの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...この白い径(みち)が月光の下を何処までも続いているような気がする...   この白い径が月光の下を何処までも続いているような気がするの読み方
中島敦 「環礁」

...続いて栗島狭衣(さごろも)...   続いて栗島狭衣の読み方
野村胡堂 「随筆銭形平次」

...何かしら私はすっかり重荷を下したような心持で、敷石の上を歩いていると、すぐ背後に気忙しい小刻みの靴音が聞え、続いて、「モシモシ、失礼ですが、鳥渡……」という婦人の声がした...   何かしら私はすっかり重荷を下したような心持で、敷石の上を歩いていると、すぐ背後に気忙しい小刻みの靴音が聞え、続いて、「モシモシ、失礼ですが、鳥渡……」という婦人の声がしたの読み方
松本泰 「日蔭の街」

...続いて現れる品物に私たちは思わず声を挙げた...   続いて現れる品物に私たちは思わず声を挙げたの読み方
柳宗悦 「全羅紀行」

...続いて大きな欠伸(あくび)をするのが聞えた...   続いて大きな欠伸をするのが聞えたの読み方
山本周五郎 「風流太平記」

...裏の北側に化粧(けわい)の間と茶の間が続いていた...   裏の北側に化粧の間と茶の間が続いていたの読み方
山本周五郎 「樅ノ木は残った」

...続いて芳秋蘭の身体が崩れて来た...   続いて芳秋蘭の身体が崩れて来たの読み方
横光利一 「上海」

...その代りに頭がいつまでも続いて行く...   その代りに頭がいつまでも続いて行くの読み方
横光利一 「無常の風」

...こんな状態が五十日余りも続いては...   こんな状態が五十日余りも続いてはの読み方
吉川英治 「三国志」

...何となれば、この時すでに、呉の孫権の帝位登極のことが伝わっていたし、続いて、蜀呉の特使交換やら、さらには蜀の要請に従って、武昌の陸遜(りくそん)が、大兵力をととのえ、今にも魏へ攻め入ろうとする空気が濃厚にみなぎっているなどという――魏にとって不気味きわまる情報がやたらに入っているからであった...   何となれば、この時すでに、呉の孫権の帝位登極のことが伝わっていたし、続いて、蜀呉の特使交換やら、さらには蜀の要請に従って、武昌の陸遜が、大兵力をととのえ、今にも魏へ攻め入ろうとする空気が濃厚にみなぎっているなどという――魏にとって不気味きわまる情報がやたらに入っているからであったの読み方
吉川英治 「三国志」

「続いて」の書き方・書き順

いろんなフォントで「続いて」

「続いて」の英語の意味


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