...その継続している間は別に電気的作用を示さない...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...怪異は夏を過ぎ秋となっても継続して...
井上円了 「おばけの正体」
...ようやくその種属を維持し継続してゆくに足りるだけに過ぎない...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...中国を相手の戦争は継続している...
太宰治 「苦悩の年鑑」
...なお止まず烈しく継続しているのである...
太宰治 「春の盗賊」
...加ふるに根気よく奮闘を継続して毫も休止しない所は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...道也は別に意にも留めず授業を継続していた...
夏目漱石 「野分」
...父博士の遺した――大事業を継続して「あ...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...この事業は一体誰が金を出して継続しているんだ...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...非常に激しい変化の下でも「同一」を継続しているものとして...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...又鵜の真似を継続して行(や)った...
二葉亭四迷 「平凡」
...資本の蓄積が継続している時にも耕作の利潤が増加し得ることは...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その間も継続していた「北大寮歌」が大きくなり急速に近づき...
三好十郎 「樹氷」
...四秒ずつ継続して発した...
武者金吉 「地震なまず」
...第一章 実利と誠実についてこの章以下の十三章は、全部『随想録』の一五八八年版に新たに加えられた部分であって、従来は、モンテーニュが四カ年にわたる市長職をおわって再びふるさとの城館に起きふしするようになった一五八五年の暮あたりから一五八八年の始めに至る間に、ほぼ継続して、大体配列されている順に書かれたもの(ヴィレの説)と信じられていたが、最近の研究によると(一九五三―五四年Revue d’Histoire Littraire誌所載 Roger Trinquet:Du nouveau dans la biographie de Montaigne参照)、これら十三章は、一五八五年六月から翌八六年の七月に至る間と、一五八七年二、三月頃から翌八八年の二月に至る間との、二つの時期にわかれて執筆されたことになり、その中間に約六、七カ月の中止期がある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こうして此の会は継続して来たのであるが...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...また継続してよいであろうか...
柳宗悦 「工藝の道」
...長く唇歯(しんし)の国交を継続していただきたい...
吉川英治 「三国志」
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