...その継続している間は別に電気的作用を示さない...
愛知敬一 「ファラデーの伝」
...家には三四人の同志の人がいて雑誌を継続していたのです...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...怪異は夏を過ぎ秋となっても継続して...
井上円了 「おばけの正体」
...二者の関係が今まで長く継続していた乎否乎は疑問である...
内田魯庵 「最後の大杉」
...ようやくその種属を維持し継続してゆくに足りるだけに過ぎない...
丘浅次郎 「生物学より見たる教育」
...中国を相手の戦争は継続している...
太宰治 「苦悩の年鑑」
...これも今に継続している...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...水は江戸時代より継続して今日(こんにち)においても東京の美観を保つ最も貴重なる要素となっている...
永井荷風 「日和下駄」
...熱心に継続していたものである...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...道也は別に意にも留めず授業を継続していた...
夏目漱石 「野分」
...父博士の遺した――大事業を継続して「あ...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...又鵜の真似を継続して行(や)った...
二葉亭四迷 「平凡」
...江戸のはいつも盛に継続している...
正岡子規 「俳句上の京と江戸」
...労働に対する需要は安定し継続している...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...叙事を継続して同世の状態に及ぶのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...こうして此の会は継続して来たのであるが...
矢内原忠雄 「帝大聖書研究会終講の辞」
...田舎では土地にただ一つの神のお社(やしろ)の祭典に、不熱心な者のあるのをきらうのみでなく、どうしてもその統一が保ちがたいと感じはじめると、べつに少数の仲間だけで申しあわせて、庚(かのえ)申(さる)甲(きのえ)子(ね)等(とう)のいろいろの講(こう)、あるいは二十三夜講(にじゅうさんやこう)のようなものを組織し、また継続して、その講中だけは一人も脱(ぬ)け落ちず、我(われ)人(ひと)おなじ心に信心をやしなって行こうとしているのである...
柳田国男 「母の手毬歌」
...鋳貨としての種々な金属の価値の間に一つの規制された比例が継続している間は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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