...家には三四人の同志の人がいて雑誌を継続していたのです...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...本課は全力をあげて約四十日間捜索(そうさく)を継続していますが...
海野十三 「鞄らしくない鞄」
...我輩も今日まで競争を継続して来た...
大隈重信 「始業式に臨みて」
...一体二科会とか美術院とかいう展覧会が十年も二十年も継続しているという不思議な事実自身で証明されているような気もする...
寺田寅彦 「二科展院展急行瞥見記」
...……それもよし! 生は継続していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...これも今に継続している...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...水は江戸時代より継続して今日(こんにち)に於ても東京の美観を保つ最も貴重なる要素となつてゐる...
永井荷風 「水 附渡船」
...熱心に継続していたものである...
中谷宇吉郎 「国際雪氷委員会のことなど」
...この事業は一体誰が金を出して継続しているんだ...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...継続して百人位扱つてみてはどうです...
原民喜 「書簡」
...全ての部分が連続的かつ不変的に同一を継続しているならば...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...労働に対する需要は安定し継続している...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして資本の蓄積と耕作の拡張とが多年の間著しく急速に行われた後にこの増加率を継続しているのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...『1)もし一七〇〇年に制定された穀物条令の作用が妨害なく継続していたならば...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その間も継続していた「北大寮歌」が大きくなり急速に近づき...
三好十郎 「樹氷」
...その後数千年にわたって継続しているのだと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...第一章 実利と誠実についてこの章以下の十三章は、全部『随想録』の一五八八年版に新たに加えられた部分であって、従来は、モンテーニュが四カ年にわたる市長職をおわって再びふるさとの城館に起きふしするようになった一五八五年の暮あたりから一五八八年の始めに至る間に、ほぼ継続して、大体配列されている順に書かれたもの(ヴィレの説)と信じられていたが、最近の研究によると(一九五三―五四年Revue d’Histoire Littraire誌所載 Roger Trinquet:Du nouveau dans la biographie de Montaigne参照)、これら十三章は、一五八五年六月から翌八六年の七月に至る間と、一五八七年二、三月頃から翌八八年の二月に至る間との、二つの時期にわかれて執筆されたことになり、その中間に約六、七カ月の中止期がある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...鋳貨としての種々な金属の価値の間に一つの規制された比例が継続している間は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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