...日本と支那は東洋では未だかつてなかった大戦争を継続しております...
石原莞爾 「最終戦争論」
...家には三四人の同志の人がいて雑誌を継続していたのです...
伊藤野枝 「ある男の堕落」
...二者の関係が今まで長く継続していた乎否乎は疑問である...
内田魯庵 「最後の大杉」
...東亜の国際関係や産業等の調査はこれがために少しも怠たらないで継続していたので...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...変らずに継続して来た...
津田左右吉 「日本精神について」
...その後は碧梧桐氏が選者となって数年継続していたが...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...水は江戸時代より継続して今日(こんにち)においても東京の美観を保つ最も貴重なる要素となっている...
永井荷風 「日和下駄」
...空名としてながく継続していたのと同じ歴史を...
蜷川新 「天皇」
...この事業は一体誰が金を出して継続しているんだ...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...新撰組は黙って市中見廻りを継続しているうち...
服部之総 「新撰組」
...全ての部分が連続的かつ不変的に同一を継続しているならば...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...そして資本の蓄積と耕作の拡張とが多年の間著しく急速に行われた後にこの増加率を継続しているのである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...五万十万の読者が継続して居るのであるから...
宮武外骨 「一円本流行の害毒と其裏面談」
...叙事を継続して同世の状態に及ぶのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...その後数千年にわたって継続しているのだと...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...第一章 実利と誠実についてこの章以下の十三章は、全部『随想録』の一五八八年版に新たに加えられた部分であって、従来は、モンテーニュが四カ年にわたる市長職をおわって再びふるさとの城館に起きふしするようになった一五八五年の暮あたりから一五八八年の始めに至る間に、ほぼ継続して、大体配列されている順に書かれたもの(ヴィレの説)と信じられていたが、最近の研究によると(一九五三―五四年Revue d’Histoire Littraire誌所載 Roger Trinquet:Du nouveau dans la biographie de Montaigne参照)、これら十三章は、一五八五年六月から翌八六年の七月に至る間と、一五八七年二、三月頃から翌八八年の二月に至る間との、二つの時期にわかれて執筆されたことになり、その中間に約六、七カ月の中止期がある...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...長く唇歯(しんし)の国交を継続していただきたい...
吉川英治 「三国志」
...鋳貨としての種々な金属の価値の間に一つの規制された比例が継続している間は...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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