...」五十六面(おもて)も触(ふ)らず言(ことば)を継ぎ...
泉鏡花 「婦系図」
...継ぎ目の皮には痕跡が残らないとしても...
海野十三 「大脳手術」
...「必らず先生のお志を継ぎ...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...ぼくの父があとの屋敷と銀行口座の一万四〇〇〇ポンドほどを受け継ぎました...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 加藤朝鳥訳 「橙の種五粒」
...不自然にもさらに他の女性で継ぎ足して行くことの煩わしさは解っていたが...
徳田秋声 「仮装人物」
...事捷(か)たば則ち師旅当(まさ)に継ぎて進むべく...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...不完全な結晶は継ぎ足したり...
中谷宇吉郎 「雪の話」
...火鉢には継ぎたての火が暖かそうに燃えていました...
夏目漱石 「こころ」
...吉五郎は私の身代を継ぎ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...家付きの娘お小夜(さよ)と一緒になって家を継ぎました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...彼は自分の跡継ぎのことが気になるんだ! よしよし...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...そのかわりに式部卿(しきぶきょう)の宮の朝顔の姫君が職をお継ぎになることになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...――健二郎が死んだ今は晋太郎が跡継ぎである...
山本周五郎 「菊屋敷」
...継ぎ目なしレールを採用することになった...
山本周五郎 「季節のない街」
...遠地に隠れている乾分の便りを仲継ぎして...
吉川英治 「剣難女難」
...胴服の継ぎはぎした物...
吉川英治 「剣の四君子」
...警固引き継ぎの言上とともに...
吉川英治 「私本太平記」
...父の後継ぎのおれが刈入れるのに...
吉川英治 「平の将門」
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