...經濟的報酬の要求と豫想とは常に創造の作用を不純にする...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...經濟單位と生活單位とを完全に分離するものである...
石原莞爾 「新日本の進路」
...それであるから金解禁(きんかいきん)の出來(でき)た後(のち)に於(お)ける經濟界(けいざいかい)は以前(いぜん)よりも安定(あんてい)したと言(い)つて差支(さしつかへ)ない譯(わけ)である...
井上準之助 「金解禁前後の經濟事情」
...ブルジョア階級の經濟的および政治的支配も起つて來た...
堺利彦訳 幸徳秋水訳 「共産黨宣言」
...それはさる有名な經濟學者が滯英中英語に堪能なる或る日本紳士が英人と話してゐるのを側で聞いてゐたが...
高田力 「ベーシック英語」
...そこで土地を本として經濟を立てると云ふことになつて來た...
竹越與三郎 「日本の眞の姿」
...日本はその天然地理的地位の關係から經濟的にも社會的にも政治的にも支那と密接な關係ある許りでなく...
橘樸 「支那を識るの途」
...自分の家の經濟の豫算が常に出來ない...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...故佐吉翁が上海に於て紡績事業を經營して居た當時米國への移民が禁止されたるを非常に憤慨して「何とか日本人の力を以て經濟的に諸外國に打勝つ事を考へねばならぬ...
豐田喜一郎 「トヨタ電氣自動車試作」
......
仁科芳雄 「國際學術會議への旅」
...經濟の豐なほど豪宕壯觀なわけだ...
長谷川時雨 「花火と大川端」
...當時に在て其時代の經濟理論に明なる書生の評に附したらば...
福沢諭吉 「帝室論」
...お父さんの口癖の經濟的にもなるんぢやもの...
正宗白鳥 「入江のほとり」
...この經濟の法則が實は美學の法則でもあるからである...
三木清 「人生論ノート」
...思惟經濟説はマッハやアヴェナリウスなどによつて唱へられ...
三木清 「認識論」
...個物の直觀に代へるに概念の思惟をもつてすることによつて我々は一々の個物を相手にするといふ不經濟から免れることができる...
三木清 「認識論」
...そして生物學者が彼等の指針を求めたのは特に經濟學のもとにおいてであつた*...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...經濟的諸範疇の自己變化として現はれるものは...
三木清 「歴史哲學」
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