...老嬢は絶望的な身振りをして...
モオパッサン 秋田滋訳 「寡婦」
...絶望的な軍議が開かれ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...まっ白な土と家屋に照りつける熱帯の太陽の絶望的なすさまじさがこの場合にふさわしい雰囲気(ふんいき)をかもしているようである...
寺田寅彦 「映画雑感(4[#「4」はローマ数字、1-13-24])」
...絶望的なその日その日を送っていたが...
徳田秋声 「爛」
...絶望的な感情が激昂(げっこう)していたが...
徳田秋声 「爛」
...平野はなぜああいう絶望的な行為をしたのか...
豊島与志雄 「常識」
...こうなった上は死ぬほかはない)絶望的な...
直木三十五 「南国太平記」
...急いだつて同じことだ』かうした淋しいやうな、なつかしいやうな、一種絶望的な、或(あるひ)は落ちつき払つた考が私の心を私の歩みにつれて牽(ひ)いた...
中沢臨川 「愛は、力は土より」
...絶望的な怒りに顫える其の手には...
中島敦 「妖氛録」
...絶望的な悲哀感が全曲に漲(みなぎ)る...
野村胡堂 「楽聖物語」
...絶望的な世捨て人の境界(きやうがい)にはいる事もなかつたであらう...
林芙美子 「浮雲」
...絶望的な悲慘な氣持ち――追ひ出され斥けられたやうな...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...私が口にしたやうなあんな絶望的な死の苦しみの祈りを天に訴へないように! 決してあなたは...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...われわれの運命はまだそんなに絶望的なものではありません...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...今夜は」話し手の声には絶望的な響きがあった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「王冠の重み」
...絶望的な顔つきになっていた...
山本周五郎 「青べか物語」
...しまッた」絶望的な息をついて...
吉川英治 「江戸三国志」
...絶望的な――というよりも一種べつな空虚が...
吉川英治 「新書太閤記」
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