...絶念め得るであらうか...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...よし絶念め得たりとも絶念めての後には徒らに躯(むくろ)の小室がうごめく許りとおもへ...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...絶念めん樣もない...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...絶念めんとて絶念め得る戀ならば...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...」と絶念(あきらめ)をつけて...
薄田泣菫 「飲酒家」
...かうして絶念(あきらめ)がつけばそんな廉価な事は無い筈だ...
薄田泣菫 「硯と殿様」
...かうして絶念(あきらめ)がつけばそんな廉価な事は無い筈だ...
薄田泣菫 「茶話」
...」書肆(ほんや)はかういつて絶念(あきら)めた...
薄田泣菫 「茶話」
...醜女に生れると絶念(あきら)めなければならぬ...
薄田泣菫 「茶話」
...烈公の方は絶念(あきら)めて...
薄田泣菫 「茶話」
...」と絶念(あきらめ)をつけて...
薄田泣菫 「茶話」
...まあ折角だがお絶念(あきらめ)下すつて……」かう言つて星島氏は孝行者らしく狐のやうな軽い咳(せき)を二つ三つした...
薄田泣菫 「茶話」
...」「飛んでもないお考へ違ひで……」と独逸の註文取りはなかなか絶念(あきら)めようとはしなかつた...
薄田泣菫 「茶話」
...それが世間だと絶念(あきらめ)をつけてゐるらしく...
薄田泣菫 「茶話」
...齢(とし)も齢だから老人自身は迚(とて)も助からないものと絶念(あきら)めて...
薄田泣菫 「茶話」
...ぢや絶念(あきら)めるよ...
薄田泣菫 「茶話」
...これではとても遣切(やりき)れないといふので資本(もとで)の手薄な書肆(ほんや)はつい出版を絶念(あきら)めて了ふ...
薄田泣菫 「茶話」
...仕方無いわと絶念(あきら)めて財布の底を探ると十錢銀貨が一つあるので急に輕燒を燒かうかと思ひ立つ...
高濱虚子 「俳諧師」
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