...よって絶対的な独裁的抑圧を実施しないわけにはゆかないのであった...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...こんな工合であるから論文の価値は結局少しも絶対的なものでなく...
寺田寅彦 「学位について」
...社会生活に於てはたとい絶対的なもの・真なるものと考えられるものでも...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...おのずから絶対的な問題の存在を信じようとするであろう...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...そこでは実は絶対的な独立ではなかったのである...
戸坂潤 「イデオロギーの論理学」
...だがそれは二つの間に絶対的なギャップがあるということとは全く別だ...
戸坂潤 「科学論」
...この分類――それは方法による分類である――は併し諸科学の絶対的な独立性を証明するためにではなく正に諸科学の相対的な非独立性を確立するためにこそ企てられる...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...之に反して哲学は絶対的な学である...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...本当の具体的な、従って絶対的な、反省こそ、反省の反省としての絶対反省だと云うのである...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...これこそ実質的な・客観的な・絶対的な・合目的性でなければならない...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...又それが絶対的な何物かの発展の段階であるにしてもないにしても...
戸坂潤 「性格としての空間」
...一切は軍事的総動員を絶対的な社会基準として...
戸坂潤 「一九三七年を送る日本」
...人の心のうちには絶対的な論理の連絡はないものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...同時に厳密かつ絶対的な単一性であることを制限することなく...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...時には絶対的なパンの欠乏に悩む...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...奨励金の制度により生ずる絶対的な価値低落は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...人類が何時かわからない時において達し得ると想像される全体的真理は絶対的なものであり得るにしても...
三木清 「哲学入門」
...越後にとっても絶対的なものであると等しく...
吉川英治 「上杉謙信」
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