...人の心の絶妙の働きを知らぬものだと...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...この絶妙の趣向に手を打って感嘆した...
江戸川乱歩 「影男」
...熟慮と絶妙の心配りをもって書いた...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...しかもそれが絶妙のものである事を世界にもあまねく知らしめたい...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...顔の肉に当る部分は絶妙の桃色で...
中島敦 「光と風と夢」
...この絶妙の言葉がウージェーヌを戸惑わせた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...昔の朱雀(すざく)院の行幸(みゆき)に青海波が絶妙の技であったのを覚えている人たちは...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...久しくお聞きにならぬせいか和琴の調べを絶妙のものとしてお聞きになる院は...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...倍一倍絶妙の境界に達する...
夢野久作 「能とは何か」
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