...我々にとっては音色と音色との間の絶妙な対照が...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...特異的に絶妙な伴奏と不思議な旋律とを以て...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...古文の絶妙なる一部分を詞華集(アントロジイ)に収めて...
上田敏 「『新訳源氏物語』初版の序」
...まことに絶妙なる形容であると思う...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...その絶妙なる詩趣に酔うたことであろう...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そしてそういう絶妙な世界が存在し得るのは...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...歌麿一家の制作に対するその詩人的感情の繊細と文辞の絶妙なるに至つては永く浮世絵研究書中の白眉(はくび)たるべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...天は絶妙な劇作家的手腕を揮(ふる)って人々を驚かせた...
中島敦 「光と風と夢」
...あの絶妙な浮世ぶしの撥(ばち)さばきに...
正岡容 「随筆 寄席囃子」
...今も六十近くをあの絶妙な浮世節の撥(ばち)さばきに...
正岡容 「寄席行燈」
...自分は絶妙な好運に恵まれながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トニオ・クレエゲル」
...絶妙な合奏楽になった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかも正しく熱の見える字で書かれてある絶妙な物をお見つけになった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...佳境絶妙なり...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...如何に絶妙なこの世の神秘であろう...
柳宗悦 「民藝四十年」
...いやその絶妙な陣容...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その絶妙な伎倆にふさったもので...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
...でなくとも舞台の上の絶妙な演技を味わってみたいと思う...
和辻哲郎 「エレオノラ・デュウゼ」
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