...絶大なる独一真神の事業を謳(うた)つて...
石川啄木 「病院の窓」
...我々は同時に絶大な困難を予想する...
石原純 「社会事情と科学的精神」
...それまでの「天然」の努力奮闘は実に想像に余る絶大なるものがあった...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...絶大なる意味の歴史の繰返しをすることを知らなかった...
大杉栄 「生の拡充」
...英国主権の悲しさには王女は王宮内に絶大な権力を奮(ふる)っているこの厚顔な英国駐在官の無礼な恋を無下に斥(しりぞ)けられることもならず...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...まだおみあしへ絶大な御注意を集中されて...
谷譲次 「踊る地平線」
...反ファッショ的な人民の戦線にとってはこのデマゴギーに対する批判的で啓蒙的な文化上の意義は絶大なのだ...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...李は「絶大な興味で観察する」役目を自ら荷った...
豊島与志雄 「浅間噴火口」
...物の力の絶大なることに驚喜する...
中里介山 「大菩薩峠」
...あの絶大な愛の力に溶かされ...
中里介山 「大菩薩峠」
...絶大な我慢(がまん)も盡き果てたものか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...絶大な驚異を感ぜずには居られないであらう...
萩原朔太郎 「愛の詩集」
...英国にたいする米国当年の絶大な気力を――マルクスが指摘したごときカリフォルニアに基づく経済的優越力を...
服部之総 「汽船が太平洋を横断するまで」
...燦たる栄誉の蔭に血の滲む不撓の精励文化史に不滅の足跡十一年度朝日文化賞が讃える業績「文化日本」のため絶大な貢献をなした功績者として一月二十五日東京朝日新聞社において昭和十一年度の「朝日賞」を贈呈される九氏――わが植物学界の至宝...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...絶大な勢力のある源氏を父としているほかに...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...また刃よりも愛が絶大な力の所有者である事を疑わない...
柳宗悦 「朝鮮の友に贈る書」
...社会への絶大な貢献であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...自分たちへ対する絶大な讃辞だった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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