...これらのものの絶大な重圧は...
有島武郎 「惜みなく愛は奪う」
...彼は祖国の使命を以て絶大なる神権の告勅(こくちよく)を実現するにありとしたり...
石川啄木 「渋民村より」
...絶大なる独一真神の事業を謳(うた)つて...
石川啄木 「病院の窓」
...即ちこれが中央に絶大なる権力なかるべからざるゆえんである...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...恩人ジーキル博士から永い間絶大な恩恵を受けながら...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...現代人にとって文献学的に絶大な価値のある文化財となり得る...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...軍事的地盤としての資格が絶大なのだから...
戸坂潤 「社会時評」
...絶大な威力を発揮した...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...別所が果して自殺し得るかどうかを絶大な興味で観察しに行ったのだし...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...あの絶大な愛の力に溶かされ...
中里介山 「大菩薩峠」
...絶大なる驚異と見られることも多いのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...私は絶大なる趣味と研究心を持っていたのですから...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼女たちの意識的分子は進んで第一線に立って十月革命(××)の勝利のために絶大な貢献をした...
野呂栄太郎 「十月革命と婦人の解放」
...そこの店長とは絶大な信頼があって...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...神々しい絶大な力で...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...とすればどんなに絶大なことになるか...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...その一件にのみ絶大なる精力を持つという学理は成立しないのである...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...わけて、少年や青年期の胃袋には、絶大な欲望と、日々の課題である...
吉川英治 「折々の記」
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