...絶大な支配力のない限り...
石原莞爾 「最終戦争論」
...恩人ジーキル博士から永い間絶大な恩恵を受けながら...
スティーヴンスン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「ジーキル博士とハイド氏の怪事件」
...まだおみあしへ絶大な御注意を集中されて...
谷譲次 「踊る地平線」
...絶大なる奇山の姿!何と言ふ山か知らん……と自分は少時(しばらく)その好景に見惚(みと)れて居た...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...ヘレナ あなたたちは絶大な力を持ち...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...或る絶大な信用の存在を意味する...
戸坂潤 「挙国一致体制と国民生活」
...(一九三五・五)(一九三五・六)膨脹するわが日本世間が一時北支問題に絶大な関心を寄せた理由は...
戸坂潤 「社会時評」
...別所が果して自殺し得るかどうかを絶大な興味で観察しに行ったのだし...
豊島与志雄 「椿の花の赤」
...絶大なる驚異と見られることも多いのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...女の兵隊よりシャリアピンのほうに絶大な魅力を感じていたので...
久生十蘭 「だいこん」
...絶大な賞讚を博されたことでも解る...
牧野信一 「鏡地獄」
...早稲田大学文学士といふ理由で常々彼等から絶大な信望を担うてゐたからである...
牧野信一 「ファティアの花鬘」
...主(しゆ)の生涯が既に絶大な詩です...
眞山青果 「茗荷畠」
...そうして絶大な希望を協団に抱くことを禁ずることができぬ...
柳宗悦 「工藝の道」
...思えば民藝品は絶大な他力の中に抱かれているのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...その一件にのみ絶大なる精力を持つという学理は成立しないのである...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...わけて曹丕は絶大な満足をもって...
吉川英治 「三国志」
...絶大な幕府崇拝の先入主までは疑いもしなかった...
吉川英治 「私本太平記」
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