...絶交するやうになつたのも...
芥川龍之介 「山鴫」
...僕は、君と絶交する...
太宰治 「女類」
...きれいに返して絶交するんだ...
太宰治 「正義と微笑」
...妙子は命の恩人である人と絶交するのは道でないからと...
谷崎潤一郎 「細雪」
...全く詩学派と絶交することになってしまった...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...もうすこしで絶交するところだったのよ」「おれは日本の戦災の状況をグァム島で毎日ラジオで聞いていたんだ...
久生十蘭 「だいこん」
...絶交するつもりじゃった」「それで...
火野葦平 「花と龍」
...そして断然絶交する……イヤイヤ昇も仲々口強馬(くちごわうま)...
二葉亭四迷 「浮雲」
...丹治と云ッたが癪(しゃく)に障るのと云ッて絶交する...
二葉亭四迷 「浮雲」
...今すぐ放送局と絶交するところです」と言った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...絶交するつもりでした...
牧野信一 「蔭ひなた」
...唯あの新聞記事だけで絶交するとは可笑(をか)しい...
眞山青果 「茗荷畠」
...本当に絶交する気か...
眞山青果 「茗荷畠」
...異端者扱いにして自分と絶交する始末である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...もう絶交するというような態度をとられて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...絶交すること...
司馬遷 箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...だが、上田は事の重大さを恐れて、その役を引受けず、十左はそのふがいなさを怒って、今後絶交する、ときめつけた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...今夜は絶交するともしないともきっぱりきめたい」と言って...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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