例文・使い方一覧でみる「絶え絶え」の意味
スポンサーリンク...まだ絶え絶えに聞えてゐた... 
芥川龍之介 「秋」
...息も絶え絶えに歩いていました...
芥川龍之介 「河童」
...息も絶え絶えにあえいでいる...
芥川龍之介 「偸盗」
......
井原西鶴 宮本百合子訳 「元禄時代小説第一巻「本朝二十不孝」ぬきほ（言文一致訳）」
...絶え絶えの希望を掻きたて...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...この恐ろしいまで、生き生きした、天上の光輝に対して、赤ぼけた燈火の、絶え絶え、地上に息吐くのは、甲府から早川入りの山村であろう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...絶え絶えに聞えるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...息も絶え絶えに泣いていることさえあった...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...われわれ両人が」息も絶え絶えといった体なんです...
久生十蘭 「魔都」
...私はもう息も絶え絶えの姿であったが...
牧野信一 「ゼーロン」
...「限りとて別るる道の悲しきにいかまほしきは命なりけり死がそれほど私に迫って来ておりませんのでしたら」これだけのことを息も絶え絶えに言って...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...絶え絶えながらなお続いているのだった...
柳田国男 「海上の道」
...息も絶え絶えに咳きこんだ...
山本周五郎 「お美津簪」
...ぐつたりと息も絶え絶えに血まみれになつて...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...そうして息も絶え絶えの思いを致しながら...
夢野久作 「押絵の奇蹟」
...そんな意識同志の連絡もイヨイヨ絶え絶えになって来る...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...暫くの間は息も絶え絶えに咳入（せきい）っております...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...互いに呼び交わす声が悲風の中に絶え絶え聞える...
吉川英治 「三国志」
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